FSW 964ターボ

今日は、暑い中  朝から富士へ。

クレスタと違いポルシェはVIPなピットで。
というか暑くてpitを借りないと人間がやられます。
やっぱりポルシェは、サーキットが似合います。
気温は30度  近いのでタイム出しは無理ですが、それでもかなりの台数が来ていました。
今日は、S4枠しかないので本気組ばかりです。
皆さんマナーがよくすごく走りやすかったです。
タイヤは、3年落ちのハンコックと
こちらも3年落ちのヨコハマ050
タイムは、
1:52.35   最高速  271km
中古タイヤと今日の気温を考えれば
いい感じです。
ダイナパックでセッティングしても
不思議と富士は、ぴったりきません。
やはり最後は実走が1番と言うことです。
富士のロガーデータが1番です。
今日は、色々テスト出来て良かったです。課題はいくつか見つかりました。
冬に向けての40秒台のいいシュミレーションが出来ました。
それにしても、ポルシェって凄いよ。こんなに暑くても油温はぴったり安定。
クレスタなんて5周で130度越えを考えると水も入っていない
空冷ポルシェがどれだけ凄いか?
解るでしょ。
さーて帰って仕事です。

964ターボ ダイナパック

今日は、少しデモ車の964ターボ

で遊んでました。
ECUをLINKのfuryに交換して
軽く実走でセッティング。
危ないのでブースト1.2kぐらいまでの軽めのセットをして翌日ダイナパックで計測。
空冷チューンドターボは、シャーシダイナモだとトルクの立ち上がりが強烈過ぎて飛び出してしまう可能性があるので今まで計測はしていませんでした。
ダイナパックだと飛び出す心配がないのでこれでやっとまともにセッティングできます。
さすがに全開時の音がうるさいので音量規制のサイレンサーを刺します。
これで大体 20ー30psは、実馬力よりロスするみたいです。
この車の仕様は、
エンジン M30 3.3L チューンドエンジン  3.2カレラマニ
CTRカムシャフト  T78  33Dタービン。
ワンオフタコ足  ワンオフインタークーラー   LINK  ECU  などなどです。
まずは、EVC オフのノーマルブースト
0.7k

ブースト 0.7K  395PS  (446PS)

トルク  47.8k  (54k)

ここですでにノーマルタービン ブーストUP仕様の  964ターボよりも

全然速いです。

カッコ内は、シャーシダイナモ換算。

続いて、ブースト1K


ブースト 1K   467ps  (527ps)

トルク   58.3k  (65.8k)

 

ブースト1Kで軽く500ps越えのトルク

65.8k  ですのでサーキットを走るにも十分な速さです。

でも、ブースト1Kでサーキット走るとあんまり速く感じないんですよね~。

富士なんかは広いからこれぐらいのパワーがあって普通ー  と言う感じです。

当然、ストリートだと持て余してしまいます。

続いて  ブースト1.2k




 

ブースト  1.2k   491ps(555ps)

トルク   65.5k  (74k)

普段サーキットを走るのは、これぐらいのブーストです。

 

続いて、ブースト1.4k

 

 



 

ブースト1.4k   511.8ps  (576ps)

トルク  70.1k  (80k)

 

今日の気温だとこんな感じでした。

サイレンサー外してブースト1.5k掛ければ  600ps  ぐらいは出そうな感じです。

 

ポルシェ=ターボ  と空冷時代は、

よく言われました。

 

空冷水平対向2バルブエンジン。

NAエンジンの場合、パワーを出そうとしてもリッター80psが限界ですがターボにする事で2バルブのネガな部分が消せます。

ターボの場合  リッター200psも可能です。

 

ポルシェの中でもターボは特別と位置付けられたのは現在にも通用するそのパワーにあります。

しかも、空冷ターボは軽量化すれば1100Kぐらいの車重になります。

3.6Lターボベースだと800ps  トルク100kを超える車も存在します。

 

空冷2バルブエンジンでここまでハイパワーなエンジンは、世界中見渡してもポルシェ以外ありません。

 

やっぱりポルシェってすげーな!

って思いますね。

あとは、サーキットでの実走です。

 

来月にでも富士に行きたいと思います。

ブースト1.5kで走ったらどれぐらい出るか?

楽しみですね。

 

 

 

964ターボエンジン ~ 89 930ターボ




964ターボエンジンは、腰下組み付け。
ここまで、完成ですが
この先でパーツに問題があり少しストップです。
こちらの964ターボは、車検です。
エンジンマウントが、、、
以前の車検の時に、警告していたのですが2年乗り続けると中の液が全て飛んで完全に終わっています。
リジッドマウントに交換です。
こちらは、89の930ターボ。
ドンガラでロールバーを作ってオールペン。
いまどき930ターボ  しかも89年式で
こんな事する人は、希少。
でも、この車は4年越しでやっとここにやって来ました。
ダッシュボードやロールバーは、アルカンターラで仕上げられています。
走行距離が伸びると価値が下がるから乗らない人がいます。
チューニングすると価値が下がるからノーマルのまま。
決して悪い事ではありません。
でも、誰かが決めた価値観に縛られるよりも自分の価値観を持っている人が私は好きです。
人生 一度きりです。
自分が選んだ車と最後まで付き合う覚悟を持てた人は幸せです。
その手助けが出来ることを誇りに思います。