996GT-3 エンジン ヘッド組み込み。

シートカットと バルブガイド入れ替え。

バルブガイドは、熱引きのいい ベリリュームで作成。
すり合わせをして組み込み。


バルブコッターは、新品交換です。

ヘッド完成です。
続いてカムシャフトパーツなどを洗浄。
エンジンパーツは、錆びが怖いので組み付ける前に洗浄します。

ブロックとヘッド組み込みです。

メタルG/Kを入れてヘッド組み込み。


規定トルクで締め付け。
角度締めなのでデジタルトルクレンチは、必修ですね。

カムハウジングを着けてカム装着ですが、
ラッシュアジャスターと 可変カムパーツは経年劣化を考え無条件交換です。
ただ、このパーツ すごく可愛くない価格です。
これだけで新車の軽自動車が買えます。
ポルシェのレーシングパーツは、ディラー経由ではなくモータースポーツ経由となります。
GT-3などのスポーツモデルは、レーシングパーツを多く使っているので納期も価格もびっくりする金額となります。
レーシングパーツってその車が現役でレースを走っているときはすごく良心的な価格ですが、
現役を退いて年数が経つと当然高くなります。

バルタイを取って終了です。


水冷エンジンは、オイルリターンチューブがないので左右のカムシャフトに付くオイルポンプでオイルを回収します。
オイルポンプもOHです。


エンジン本体完成です。

