964カレラ2 エンジン3

基本ノーマルエンジンですが、
ヘッドボルトとコンロッドボルトは、arp製に。
長く乗る為に社外強化品を選択です。
測定後、ピストンリング組み付け。
ここまで完成。

993 カレラ 慣らし完了。

今月 頭にエンジンOHが完成した
993カレラ。
あっと言う間に3000kmの慣らしが終わり
再入庫。
オイル交換とエレメント交換。
各部点検です。
オイル漏れや滲みも一切ありません。
優秀です。
3000kmの慣らし中にドライブシャフトブーツがパックリ。
場所は、一箇所だけですが同じような状態なので4個全て交換します。
993は、ドライブシャフトを抜くのが964までのポルシェと違い大変です。
左側は、ロアアーム  トーコントロールアーム
右側は、ロアアーム トーコントロール
ショックのボルトを外さないと脱着出来ません。
全ての作業が終わり。
ドライブボルトの締め付け。
ここは、45-50kなのでcup用のトルクレンチで、、、
センターロックではないですよ。
これで、今日から全開OKです。
思う存分走ってくださいね~。
くれぐれも切符を切られないよう。

964 カレラ2 エンジン 2




エンジンのパーツ洗いは、組む直前が基本。
アルミパーツなら問題ないですが
ボルト類など鉄のパーツは、錆が発生するからです。
また、洗い作業は、一見誰にでも出来るように思えるでしょうが
プロは、洗う段階で使えるパーツと使えないパーツを見極めます。
だから、実は、すごく重要な作業なのです。
バルブSP
セット荷重を測定後 組み付けです。
オイルポンプ。
カレラ2   からは、マグネシウム製。
組み付けも人間による加減が必要です。
オーバートルクで締めるとすぐロックします。
クランクを測定して組み付け。
クランクケースの組み付け。
この作業中は、ウチは
一時的に店を閉めます。
電話も出ません。
ポルシェのクランクケースは、すごい数のボルトとナットで締めるので
シール剤が乾く前に全ての作業を終わらせたいので途中で作業を止める訳には行かないからです。
クランクケース完成。