964ターボ エンジン降ろし

964ターボ リミテッド

エンジン降ろし

今まで1度もエンジンOHされていない車両です。

エンジンのエアポンプまで生きています。

降ろす前に試運転しましたが

1気筒死んでいるような感じでパワー感がありません。

これから色々分解していきます。

こちらはリベット号のガナード

バンパーが変わったのでガナードも新調。

両面カーボンです。

ドアがFRPになったのでストッパーがないので作成。

あとは、ナンバープレートですが、サーキットで簡単に脱着可能なファスナーで作成しました。

これで10秒もあればナンバーとブラケットが簡単に取れます。

こちらの964ターボリミテッドは、

シート交換。

ノーマルからレカロに交換です。

同時期に限定車両の964ターボ リミテッドが2台入庫というのも珍しいです。

こちらは、クレスタの明日のリヤタイヤ

フロントZ2 のリヤ トライアングルです。

ドリフトだと定番の組み合わせ。

明日は、雨ぽいですが雨ならより低い速度で車の限界挙動を体感出来るので良い練習になるかと思います。

明日 明後日は練習会の為 お休みします。

練習会のあとは お客さん達と温泉で1泊します。

それでは、、、

IC修理と ブレーキロックLSDの話

先日のエビスの北コース

ストレート3発の練習をしていたら最後にミスって

見事にクラッシュ。

3速全開なのでかなりのスピード

この写真結構ましに見えますが

みんなでローダー のウインチなどで修正したあとです。

でも幸い 相手がPITのコンクリートウォールではなく反対側の赤土へ突っ込んだのでダメージは最小限です。

自走で帰れるレベル。

31日に大人の練習会があるのでお客さんを誘った手前行かないわけには行かないので

知り合いの鈑金屋さんにそのまま入庫。

最悪 カイエンで行くかな?

と思っていましたが鈑金屋さんが速攻で修理してくれて3日で治りました。

このクソ暑い中潰れたインタクーラーの修理。

割れたコーナーレンズとヘッドライトはヤフオクで速攻で落札して完成です。

さすが人気車両の国産車

あっという間にパーツは揃います。

ポルシェだとこうはいかないですね。

これで31日は走れます。

昨日のポルシェのABSトラブルの補足を少しします。

ポルシェ911でABSが壊れた場合殆どの場合はフロントロックします。

なぜならポルシェに限らずブレーキロックと言うのは車の駆動輪では起きにくいからです。

FF車ならリヤロック FR車なら フロントロック

RR車なら フロントロック

というふうに駆動輪でない方のタイヤがロックするのが普通です。

どうしてか?

これはLSDがきちんと動作しているサーキット車両の場合 本当に駆動輪がロックしたならエンジンが止まる事になります。

走行中にブレーキロックでエンジンが止まれば誰だってその事に気付くでしょう。

エンジンは普通に回っているのに白煙モウモウのロック、、、、これは間違いなく駆動輪ではないです。

ドリフトでサイドブレーキ引く場合クラッチ切りますよね?。

クラッチ切らないでサイドブレーキいくら引いてもリヤはロックしません。

だから、駆動輪がロックする事はLSDがきちんと効いていればまず起こりません。

逆の事を言えばLSDってそれだけ重要なパーツです。

よくABSを外してツインマスターなどにしている車は、リヤロックしているのを見かけます。

これってLSDの効きが弱いからリヤロックしているのです。

この場合リヤの片輪だけロックするのでエンジンは止まりません。

こういう場合はLSDの効きを強くして対処する事が可能です。

LSDってみんなコーナーを立ち上がる事だけの目的だと持っていますが最も重要なのはブレーキング時の効き方です。

これを考えればポルシェの964RSなどが減速側を100%設定にしているのが理解出来ますよね。

ブレーキロックに悩んでいる人はLSDの設定を見直してみれば車はかなりよい方向に行きますよ。

案外ほったらかしの人多いですが速い人みんなLSDのセッティングをきちんとやってます。

車のセッティングの話しでLSDがどうのこうの、、、などと話をする人はこの人車の事解ってるよなーって思いますね。

964ターボ ABS修理

ABSが壊れている964ターボ のハイドロユニット交換です。

964ターボ のABSユニット純正だと928品番です。

すでに新品は廃番で手に入りませんがアメリカではOEMがあるようです。

ただ、金額は3000ドルぐらいです。

今回は、中古品への交換です。

中古品の場合、年式的にやはりリスクはありますね。

ただ、こいつは作動不良の場合返品可能な中古品なのでお客さんのリスクは少ないかと思います。

装着後のロードテストで問題ありませんでした。

よくABSが壊れたからとブレーキ関連の部品をやむ雲に交換していく人いますが

簡単な3つの見分けかたがあります。

まず エンジン始動でABSランプ点灯の場合。

この症状の場合は、電気系のトラブルです。

ABSユニットやリレーなどが多いです。

次に 走り出してABSランプが着く場合。

これはABSセンサー異常です。

回転信号が来なくて着くので回転を感知する部分です。

そして最も厄介なABSランプは点灯しないがABSが効かない場合。

これが今回と同じハイドロユニットの故障です。

これ知らないで悪くもない部品色々交換されたら相当な金額になります。

これで週末のジムカーナ練習会に行けます。

こちらのGTー3のお客さんも参加します。

ウチからは、964ターボ 2台 996 GTー3

90クレスタ S15シルビアで行きます。

中には夜の飲みメインの人もいますが(笑)

サーキット走行に繋がるスライドコントロール練習をみんなでしたいと思います。

企画していただいた方もウチのお客さんで964カレラ乗りですが少人数で気心知れた大人の練習会ですのでみんなで楽しめそうです。

人の車や助手席にも乗り放題なので自分の車や運転スキルが分かるのでおススメですよ。