オイルテスト 富士

昨日はお客さんと富士に

テスト車両は、油温がきつい1JZエンジンのクレスタです。

新しいオイルテストです。

気温31度 気圧 964

暑くないとオイルテストならないのでちょうど良いです。

昨日の富士は本当に暑かった。

正確にテストする為にLINK フルコンのロガーを使います。

これは昨日のデータを自宅の大画面のPCで解析中。

ちなみに上から

回転数 ブースト 水温 点火時期 吸気温

ラムダ スロットル ノック ギヤ 車速 油温

です。

大画面PCだとこれだけのデーターが一気に見れます。

しかも横面に富士1周のロガーが全て表示出来るので解析が楽です。

LINK のロガー機能は本当に見やすく良くできています。

当日の仕様は、タイヤはほぼ2分山の050GS

フロント265 リヤ295

アイドラーズの筑波で走ったままの仕様です。

タイヤとしてはすでに終わっていますね。

それでもタイムは、、、、

笑っちゃう事に、、、この時期で自己ベスト更新の

2:01.39

最高速は、冬に比べて10Km以上遅いですがさすが腐っても国産Sタイヤですね。

これは冬の時期でNEWタイヤだと余裕で2分切れますね。

肝心の油温は

まずはウォータースプレー無しだと

1週目 油温 110度 水温 89度

2週目 油温 125度 水温 97度

3週目 油温 128度 水温 101度

4週目 油温 128度 水温 102度

5週目 油温 135度 水温 105度

そしてピットまでのクールダウン走行で

油温 100度 水温 87度まで下がりました。

2本目にストレートのみ オイルクーラーにウォータースプレー噴射させると

油温が最大でも 128度以上上がりませんでした。

オイル性能的には、凄く良いオイルですね。

このオイルの良いところはクールダウンさせた時の油温の下がり方が速いところ。

ピットに戻る頃には100度に、、、

この性能は良いですね。

ブレーキ温度もついでにチェック。

この画像が1本目その後、、、

241度まで行きました。

車重1450K、、、、ノーマルブレーキだと仕方ないですね。

2本目に2速のMTのシンクロがブローして

シフトが入らなくてなったのでここでテスト終了です。

MTは前から入りが悪かったのですが騙し騙し乗っていましたが今回で終了ですね。

もう90系のMTは新品がないので100系のMTに交換予定です。

それではまた

964ターボ エンジン

やっと加工から上がってきた964ターボエンジン。

組み付け準備です。

シリンダーは、クーパーリング加工

少し汚れが目立つのでウエットブラストで綺麗にしました。

ファンとハウジングも軽く綺麗にして塗装屋さんへ

オイルポンプ類も当然OHです。

クランクシャフト

ブロックはいつものようにタップ掛けをして下準備。

エンジン組みは、下準備8 の組み付け2

と言う感じですね。

水曜日は、お客さんと富士に行きます。

オイルテストです。

サバイブ オイル

10wー60

これをテストします。

真夏の富士、、、、

オイルにとっては1番きつい状態です。

テスト車両は、油温が厳しい

1JZエンジンのクレスタ。

さーてどんな結果か?

楽しみですね。

それではまた。

オイルテスト 富士 LIQUI MOLY

今日は、オイルテストで富士へ。

今回は、これ



本場ドイツ のDTMで使われている
リキモリの10wー60。
正真正銘のレーススペックです。
テスト車は、1JZ エンジンのJZX90
オイルメーカー泣かせのエンジンです。
普通のオイルだとサーキットで簡単に140度を超えます。
仕様は、ノーマルエンジン  ノーマルブースト   トラストインタークーラー
OSスーパーシングルクラッチ
OSスーパーロックLSD
クスコ  車高調   F16k  R8k
タイヤ  F205/55-16   R225/50-16 
ダンロップZ2
HPIオイルクーラー
油温計の設置場所は
オイルエレメントブロックです。
測定は、defiのメーター
今回は、走行前点検。
ベルト交換。
クラッチオペシリのシール交換。
キレが悪い感じがしていたので交換です。
クラッチは、OS技研のスーパーシングルです。
こちらは、まだまだ使えそうです。
走行前点検は、必要ですよ。
特に富士は、メンテをしないで走ると痛い目にあいます。
今日の富士は、めちゃくちゃ台数少ないです。
NS4も  S4も  10台ぐらい
平日でもここまで少ないのは珍しい。
ポルシェで来れば良かったかも???
朝一のNS4枠を走行。
ほぼ、30分オールクリア状態です。
これは、期待出来る。
ベストは、2:06.95
そして、油温は、、、、、
なんと135度を超えなかった。
しかも、メインストレート以外は、
130度をキープ。
しかも、走行後 1周クーリングして戻ると油温は、100度まで下がり 油圧も走行後のアイドリングで安定して1.8Kをキープ。
この車 油圧が1.5k切るとワーニング点灯させる設定です。
他のオイルだと走行後、ワーニングランプ点灯することが多かったのですが全く問題なしです。
このオイル  正直すごいです。
今までの最強スペックです。
さすがにDTMでそのまま使われているだけの事はあります。
最後に言っておきますが
このオイルテストは、私個人の見解と特定車両にもとずいて行っています。
全ての車両において同じ結果が出るわけではなく、また特定のオイルメーカーを持ち上げる気持ちも一切ありません。
オイルメーカーさんからはオイルの提供のみで
サーキット走行は、全て自腹でやっています。
だからこそ、嘘偽りのないガチな結果だと思ってください。
ウチのオイルは、もっと凄いぜー
というオイルメーカーさんがいれば
ご案内ください。
挑戦受けます。
このテストをする前は、オイルは、世界的な規格がありその性能もどれもほとんどが同じと思っていましたが、
オイルメーカーそれぞれの個性や違いが確かにあります。
どれを選ぶのかもすごく悩みます。
金額と性能のバランス。
本気で、お客さんに勧められるオイルを探すのはやっぱり難しいですね。