964ターボ S 3.6 フラットノーズ ④

ターボSのエンジン作業です。

加工が必要なパーツは加工屋さんに出しました。

クランクケースのヘッドボルト部分のタップがけです。

あとバリ取りをして洗浄です。

最近、ウエットブラストを作りまして

これが活躍しています。

使うメディアが難しく

エンジンの内部にはガラスビーズは使えないのでクランクケースなどの内部は重曹ブラストで

表部分は、ガラスビーズを使っています。

湯沸かし器も繋ぎましたのでお湯で洗浄できます。

こんな感じのエアコンブラケットも

こんなに綺麗になります。

ファンプーリーもこんな感じです。

ここからさらにクロムメート処理をすれば完璧です。

ハイエースのLSDは、相変わらずやってます。

このハイエース 最新の2.7Lディーゼル

なんと、燃費17kmぐらい走るそうです。

さらに今回 ファイナルを4.1から3.7へ変更。

もっと燃費良くなります。

ハイエースは次期モデルは、ボンネットタイプのFFになると言われています。

買うなら今ですね。

クロムメートメッキ

930ターボフラットノーズのエンジンですが

見える部分をクロムメートメッキ加工しました。

本当はエンジンOHの時にやれば完璧ですね。

かなり綺麗になりますね。

クロムメートメッキで気をつけないといけないのは、メッキをかけると高強度のボルトなどは強度が落ちます。

例えば、12.7規格のハイテンションボルトは黒染しかありませんが

これにメッキをかけると10.5規格のボルトになってしまいます。

だから、むやみにエンジンの重要ボルト部分をメッキ加工するのは知識が必要です。

何事もカッコだけでやると痛い目にあうという事です。

とりあえず完成です。

993カレラ 足回り交換

綺麗な993カレラです。

サスペンション交換とロアアーム ブッシュ交換です。

ターボキャリパーですねー。

ビルシュタインのサスペンションKITです。

ビルシュタインのショックの特徴は自由長を長く取りヘルパースプリングの締め付けを調整する事でバネを遊ばさずに車高調整出来ます。

今の車高調は、全長調整式がほとんどですが

ビルシュタインは未だにこのスタイルです。

ドイツ車特有の伸び側のストロークを最大限に生かす作りですね。

ロアアームブッシュも交換です。

現状は、ご覧のようなウレタンブッシュ。

ウレタンブッシュは、足回りなどの回転運動する部分には、本来は使ってはいけません。

それでもウレタンブッシュを使ったパーツが足回りの社外パーツとしてたくさん販売されています。

単純に解っていないパーツ屋が解っていないお客さんに売っているだけです。

足回りの摺動部に使っていいのはピロボールとゴムブッシュだけです。

ウレタンブッシュは、ウレタンそのものに強度はありますが回転能力はありません。

回転運動するたびにすり減っていきます。

ゴムブッシュは、この回転運動をゴムのたわみとして受け止めます。

でも、たわみにも限界がありますよね。

そのままで180度回転することは不可能です。

でもピロボールなら180度

回転しても問題ありません。

だから、足回りの駆動部にはピロボールが本来は、1番いいです。

ただ、コスト的な部分で一般市販車には使われません。

レース車両では、当たり前ですがね。

ピロボールなんか街乗りの車に使ったら乗り心地が悪くなる? なんて人いますが

そんな事ありません。

メーカーだって最重要な部分にはピロボール使ってます。

タイロットエンド ロアアームエンド

コントロールアームの付け根など、、、、

この辺りも知らない人多いです。

今回は、ウレタンブッシュからゴムブッシュに交換です。

1Gの締め付けをしてコーナーウエイト測定。

いい感じの数値になりました。

あとは、アライメントを取って今週納車です。