964カレ4 改 カレ2

去年エンジンOHした カレ4改 カレ2です。

エンジン慣らしが終わったので

オイル交換とアライメント &タイヤ交換。

LINK フルコン仕様です。

エンジンオイルは、 サバイブ 5W-40 のレーシングです。

タイヤ交換。

タイヤは、フェデラル  、、こちらはお客さん指定です。

アライメント

ホーンが鳴らないと言う症状もあり、こちらも修理です。

こちらを治せばあちらが壊れる、、、  32年前の個体ですので

気長に付き合うしかないですね。

国産車と違い 古くてもパーツの供給があるポルシェなので長く乗れるのと

空冷ポルシェは、今、、、持っている人勝ちです。

長く乗り続けましょう。

ATIスーパーダンパー  JZX100

お客さんの遊び車 JZX100 チェイサー

クランクシールからのオイル漏れ。

1JZ や2JZ の持病的なトラブルですね。

ウチのクレスタも過去になりました。

クランクシールからのオイル漏れの場合、 タイミングベルトなどの外すので

序に ウォーターポンプやテンショナーなども交換です。

あと、JZエンジンの純正のダンパープーリーは、長く使っているとダンパーとプーリーが

ちぎれてしまうのでATIダンパーに交換です。

プーリーがちぎれると当然エンジンベルトが外れます。

これがもしドリフトの走行中に起きれば、、、、いきなりステアリングが重ステになりすごく危険です。

ATIダンパー   

JZエンジンには、、マストアイテムですね。

このダンパーは、通常売っているものとは違いノーマルとプーリー径が同じものです。

序に ウォーターポンプ  テンショナーなども交換。

装着完了です。

996GT-3 エンジン 7

996GT-3 エンジン ヘッド組み込み。

シートカットと バルブガイド入れ替え。

バルブガイドは、熱引きのいい ベリリュームで作成。

すり合わせをして組み込み。

バルブコッターは、新品交換です。

ヘッド完成です。

続いてカムシャフトパーツなどを洗浄。

エンジンパーツは、錆びが怖いので組み付ける前に洗浄します。

ブロックとヘッド組み込みです。

メタルG/Kを入れてヘッド組み込み。

規定トルクで締め付け。

角度締めなのでデジタルトルクレンチは、必修ですね。

カムハウジングを着けてカム装着ですが、

ラッシュアジャスターと 可変カムパーツは経年劣化を考え無条件交換です。

ただ、このパーツ すごく可愛くない価格です。

これだけで新車の軽自動車が買えます。

ポルシェのレーシングパーツは、ディラー経由ではなくモータースポーツ経由となります。

GT-3などのスポーツモデルは、レーシングパーツを多く使っているので納期も価格もびっくりする金額となります。

レーシングパーツってその車が現役でレースを走っているときはすごく良心的な価格ですが、

現役を退いて年数が経つと当然高くなります。

バルタイを取って終了です。

水冷エンジンは、オイルリターンチューブがないので左右のカムシャフトに付くオイルポンプでオイルを回収します。

オイルポンプもOHです。

エンジン本体完成です。