89 930ターボ ⑩

89 930ターボ  足回り作成。

20170726_083826931_iOS

 

 

 

 

930のノーマルショックは、倒立式のビルシュタインです。(中にはコニもありますが、、、)

このショック倒立なので下の部分をピン止めするだけの作りです。

でもそれだけじゃショックのスラスト方向のガタが出てしまいます。

それを抑える為にシェルケースの中にB/Gメタルが入っています。

20170726_082955650_iOS

 

 

 

 

 

こいつがそうです。

パーツ単品としては売っていません。

品番で追いかければ見つかるかも?、、、です。

今回は、セルケースもショート加工するのでこのメタルの位置も変えてやらなければなりません。

これをやらないとハブガタのようなガタが出てしまうからです。

20170729_015621952_iOS

 

 

 

 

プレスで抜いたものを短くしたケースに挿入。

そして車両に仮組して伸び側のストロークを決めます。

20170728_044531360_iOS

 

 

 

 

試しにノーマル状態をそのままつけるとバネがこんなに遊びます。

20170728_045555741_iOS

 

 

 

 

ジャッキUPしたときにこれぐらいの位置が理想です。

20170728_045922091_iOS

 

 

 

 

今回は、指2本分ぐらい。

めっちゃショートストロークですが、これぐらいがサーキットを走る車だと当たり前です。

ちなみにノーマルは、こぶし1個以上入ります。

20170728_071103427_iOS

 

 

 

 

リヤもこんな感じになるようにショックをショート加工します。

この車は、サーキットスペシャルではなく当然街乗りもするので最終的には、指3本分ぐらいにしました。

20170729_014631836_iOS

 

 

 

 

 

あとは、ショックのオイルシールが付く部分を少し旋盤加工して終了です。

89 930ターボ ⑨

89  930ターボの続き。
足回り作業の続きです。
足のボールジョイントが車載では抜けず外してから、、、、
結局、バーナーで炙ってハンマーで叩いてやっと抜けました。
これは、ノーマルショックです。
これから、ショートストロークにして足を作って行きます。
その前に
今回は、キャンバーをつけるためにロアアームも延長です。
中に入るぴったりなプレートを作って延長します。
これをやらないと930は、キャンバーが付かないです。
逆にやりすぎると今度は、付いたキャンバーが戻りません。
完成です。
続いては、ロアアームブッシュ。
これエレファントのものですが
よく出来ています。
この部分は、ウレタンブッシュを使う事が多いのですがウレタンは基本的に摺動部には使ってはいけないものです。
エンジンマウントなどの動かない部分には良いのですが足回りなどの動く部分には不向きです。
シェルケースを加工して
今日は、ここまでです。

89 930ターボ ⑧

89  930ターボ  LINK  配線作業。
いくつか?  解らない配線がありましたがなんとか解読。
EVCの配線は、残念な事に、、、、
このハーネスメーカーに聞いてもすでに販売も修理も出来ないようです。
保証期間 短くねーーー。
まーーこの辺は後から考えよう。
LINK  の配線が終わったので
エンジン始動?
と行きたいところですが、、、
燃料タンクが付いていないので
当然エンジンはかかりません。
続いては、足回りの作製です。
この役に立たないノーマルの足回りを
コイルオーバーの足回りに改造して行きます。
今日の工場は、暑過ぎて、
分解して終了です。
汗が滝のようです。