89 930ターボ 足回り作成。
930のノーマルショックは、倒立式のビルシュタインです。(中にはコニもありますが、、、)
このショック倒立なので下の部分をピン止めするだけの作りです。
でもそれだけじゃショックのスラスト方向のガタが出てしまいます。
それを抑える為にシェルケースの中にB/Gメタルが入っています。
こいつがそうです。
パーツ単品としては売っていません。
品番で追いかければ見つかるかも?、、、です。
今回は、セルケースもショート加工するのでこのメタルの位置も変えてやらなければなりません。
これをやらないとハブガタのようなガタが出てしまうからです。
プレスで抜いたものを短くしたケースに挿入。
そして車両に仮組して伸び側のストロークを決めます。
試しにノーマル状態をそのままつけるとバネがこんなに遊びます。
ジャッキUPしたときにこれぐらいの位置が理想です。
今回は、指2本分ぐらい。
めっちゃショートストロークですが、これぐらいがサーキットを走る車だと当たり前です。
ちなみにノーマルは、こぶし1個以上入ります。
リヤもこんな感じになるようにショックをショート加工します。
この車は、サーキットスペシャルではなく当然街乗りもするので最終的には、指3本分ぐらいにしました。
あとは、ショックのオイルシールが付く部分を少し旋盤加工して終了です。