配線が完了したので、エンジン本体のチェック
色々点検していると不具合発見。

タービンの取り付けプレートのネジが1個 付いていない。
この部分 エンジンのマウントも兼ねているでマフラーを外してタップを立て直して修正。
マフラーを脱着してネジ山修正です。

ファンベルトも傷んでいたので交換

インタークーラーを着けての圧漏れテスト。
ここで問題発生。



いろんな部分から圧漏れしています。
この状態だといくらブーストを上げようが 0.6Kしか掛かりません。
ここまでエア漏れしていてはこの車、相当遅かっただろうな? と想像出来ます。
全て修正です。
ホースバンド部分もこんな感じ。


普通のホースバンドだと、、曲の強い部分はこうなりますね。
こちらは、レース用のクランプを使います。

通常のホースバンドは、カシメ部分に窪みがあるのでこの部分からエア漏れします。

レース用クランプは、360度 均等に閉まるのでエア漏れを回避出来ます。

ウチはレース車両の場合、最近これしか使わないです。
折角、ブーストソレノイドでブースト圧をあげても途中で漏れていたら意味がありません。
因みに、Tボルトクランプ使う方も多いですがTボルトクランプは、幅が広すぎてタイトな部分では余計に圧漏れします。
面で抑えるよりも線で抑える必要がありますね。

圧の漏れない位置を探して修正です。

ウエストゲート配管も修正して、エンジン本体側は完成です。
