964T ポート加工  930T ブロンバッハ

964T エンジン加工に出す前にシリンダーのポート加工です。

まずは加工に出すパーツ類の洗浄から

細かい汚れは、ウエットブラストで綺麗にします。

ウチのは、メディアに重曹を使っているのでエンジンパーツにも安心です。

よくあるガラスビーズですが、こちらはめちゃくちゃ綺麗になりますがエンジンに使うにはかなり危険なのでウチでは使いません。

アルミに食い込んだガラスビーズがエンジン内部で色々悪さをします。

重曹メディアでもこれぐらいは綺麗になります。

ポート加工準備

何回も話してますが930T 964T のシリンダーポートは、昔の3LNAエンジンのポートと同じ大きさです。

これは964 3.6ターボになっても変わりませんでした。

写真のマジックラインが今回広げるライン。

ちなみに当てているGKは、3.2カレラのGK。

大きさの違いが解りますね。

まずは荒削りから、、、

こちは、  930 89ターボに カスタムしたブロンバッハホイール

タイヤは、横浜 A052で 235 295 の組み合わせ。

現状、964ターボLOOKになっていますが、これから オリジナルの89ターボに戻します。

希少な89ターボなので 、今後はオリジナルで楽しむ予定です。

964ターボ ヘッド分解 930ターボ ホイールリペア

964Tのヘッド分解。

バルブガイドのガタは普通にありますがそれ以外は正常です。

ヘッドボルト分解

ヘッドボルト  折れてはいませんが当然全て交換です。

純正ヘッドボルト、、、、

今や1本 ◯千円    24本買うと、、、、びっくりする価格です。

昔はARPの方が高かったですが今や純正の方が高額です。

こちらは930ターボのホイールリペア。

WORKのブロンバッハ

施工は、ホイールリペアで有名な東海ビレット さん。

良い感じの仕上がりですね。

タイヤは、アドバン A052を履かせます。

964T エンジン分解

964T エンジン分解。

ウチでカム交換をして走っていたのが10数年前。

エンジンの中身は全く解らない状態ですね。

オイル漏れは当然の様に進んでいてボルト周りも緩めると全て折れますね。

エンジン内部は、

ロアアームは、虫食いはありませんがブッシュのヘタリが6個。

これらはブッシュ入れ替えします。

カムシャフトはその当時入れた CTRカム

今買えばあの頃の2倍の価格ですかね。

虫食いもなく全く問題ありません。

でもエンド部分のオイルポンプシールのところが錆びサビです。

こちらは研磨して使いますね。

ピストンシリンダー  クランクシャフトなど

大きな部品は、問題無しです。

オーナーさんとここからチューニングメニューを決めて行きます