964カレラ改 3.8L 完成

964カレラ改 3.8L の続き

ハブボルトをロングボルトに交換。

これでフロントホイールの選択枠が増えます。

アライメントを取って

各種油脂類も全て交換。

プラグもかなり劣化していたので交換です。

ツインプラグなので12本です。

RSRの6スロにLINKフルコン

独立点火 シーケンシャル噴射です。

今回は少しアイドリング回転を上げました。

この巨大なインマニが特徴的ですね。

去年のモテギでSタイヤで6秒台が出ています。

空冷ポルシェのNAでは10秒切れば速いので相当いいタイムです。

ターボ勢と遜色ない速さですね。

今年はどうでしょうか?

楽しみですね。

keroさん 930ターボ ついに復活

あれからもう 8年近くの月日が流れ。

やっと復活した車。

keroさん930ターボ。

今回は、慣らし用のセッティングで入庫ですが想定外の事がいっぱい。

LINKのセッティングでエンジンをかけると。

すごいメカニカルノイズ、、、、、

原因はこいつ、、、

チェーンテンショナー

964ターボ 3.3LまでのM30エンジンはチェーンテンショナーがチェーンカバー中。

だから交換はエンジン半下ろしでないと出来ません。

これでやっと走れるかと思うと

今度は、タペット音????

組んだばかりのエンジンでタペット音はしないはず?

多分排気漏れ。

下から見ても排気漏れの箇所は見つからないがとりあえずタコ足 脱着。

するとヒートエクスチェンジャーの溶接部分が

穴 空いてんじゃん。

これがタペット音みたいな音の原因。

溶接して組み付けてやっと走行出来るまでに。

ガソリン満タンにして

8年越しの想いを乗せてやっと走り出しましたよ。

この車 中身も凄いです。

オーナーさんの愛情たっぷりで仕上げられています。

この内装の アルカンターラ 全てオーナーさんの手作業で作られています。

ロールバーも全て手縫い。

メーターの中のパネルも全てカーボン。

ここまでの事を全て プライベートでやる事が素晴らしい。

これがプロの仕事だったらつまらない。

そう思うね。

ホイールは、東海ビレット の坂さん仕上げ。

よーく見ると中の色が塗り分けられています。

表面はザラザラパウザー

インナーリムは紫です。

おしゃれですね。

相変わらずいい仕事です。

ガリったら、、、殺されるらしい(笑)

LINKのセッテイングも最終段階。

フルピロのレーシングレートの足回りも超いい感じ。

そして車がめっちゃ軽く感じます。

世界に1台だけのオリジナルティー溢れる89 930ターボ。

もうすぐオーナーさんの元に届きます。

長かったなーーーーー

その分 いい車に仕上がったね。

これからオーナーさんと色々な歴史を作っていく事でしょう。

やっぱ、、、、ポルシェっていいね。

964カレラ改 3.8L サーキットメンテ

964カレラ改 3.8L のサーキットメンテナンスです。

去年のアイドラーズスーパーCUP2チャンピオンカーです。

ちなみに、足だけ映っているウチバイト君も

アイドラーズのGTストリートのチャンピオンです。

チャンピオンがチャンピオンカーのメンテをするなんとも不思議な光景です。(笑)

最終戦で音が出たドライブシャフトの交換とハブBGの交換。

レースカーなら定期メンテナンスが必要な部分です。

ブレーキパッドも交換。

今回はアクレのフォーミュラーPROです。

こちらはフロント側のハブ。

BG交換とロングハブボルトにします。

左側は、レースで接触があって曲がっているのでアプライトごと交換です。

微妙ですがタイロットエンドが付く部分が曲がっています。

開幕戦に向けてメンテナンス中です。