Hさん 964ターボ エンジンOH 6




ヘッド分解です。
シリンダー  の様子は、年式なりです。
EXもバルブシートは、シートリングがベタ当たり状態です。
ガイドのガタもかなりあります。
ヘッド洗浄をして
ポート研磨作業へと移ります。
この車に使うタービンは、
ブリッツのK5 660R
600ps対応のタービンですが果たしてどれぐらい出るのか?
楽しみです。

Hさん 964ターボ エンジンOH 5

エンジンOHの続き。

コンロッドは、すべて大丈夫そうです。
洗浄後  正確に測定をします。
腰下を分解前にヘッドボルトのスタッドを外します。
すべてきれいに取れない場合が多いです。
この車の場合、
2本が噛みついていて外れませんでした。
これは、機械加工でないと外れません。

スルーボルトを緩めて腰下分解です。
Oリングは、熱でふやけた状態になっています。

腰下部分も特に、異常は、なさそうです。
スラストBGの当たりは少しキツイようです。

クランクも綺麗です。
さーてこれから測定です。

930ターボ ハブBG交換

930ターボのハブBG交換。

930ターボは、カレラとは違い、
リヤのハブBGは、テーパーローラーBGです。
だから、カレラと比べても交換が大変です。
964ターボからは、カレラと共通のBGに戻っているのでどうして930ターボだけが
テーパーローラーなのか?
謎ですね。
リヤハブは、こんな感じ。
この車の場合は、かなりのガタが
出ていました。
いろいろと特殊工具がないと外れません。

フロントは、国産車などのスピンドルタイプと同じですがハブがアルミなのと
レースを抜く為の切り欠きがないので
国産車のように叩いて抜くのはNGです。

ハブを130度に温めて熱膨張を利用して抜きます
今回は、前後ローターも新品に交換します。