964ターボ  レーシング  

最近少なくなった 964ターボの サーキット車両。

当然ですね。 今の価格で買ってその車でサーキットを走ろうと思う人は、ほぼ皆無だと思います。

国産車もそうですね。  

今、、R34 GT-R買って 内装ドンガラにしてサーキット走る人、、、

めちゃくちゃカッコいいと思いますが、、、

さすがに、、なかなかいないでしょう。

この964ターボ、、、 ちょっと、、、オーラ感じますね。

速そうな、、オーラ。

エンジン作成は、10年以上前、、、、のようです。

今回は、エンジンブローでの入庫です。

EMSフルコン 制御で   K27タービン。

そしてARCインタークーラー。

ウチも 10年前ぐらいにちょうどEMSフルコンを使い始めた時期なのですごく親近感がわきますね。

ロールゲージなどはオーナーさん  自作のようです。

クラッチは、OS技研の 昔のツインプレート。

プルをプッシュ変換するタイプの物です。

これを見るだけで、、10年以上前だと解ります。

スロットルは、日産、、、、  アイドルコントロールバルブやセンサー類も日産品です。

たぶん、、国産 日産系のエンジンを触られていた方が作成されたのだと思います。

面白いと思ったのは、、ここ

タービンのオイルキャッチタンクにオイルリターンを作っているところ。

ポルシェ930ターボや964ターボは 、タービンのオイル回収をオイルポンプで行っています。

でも、需要と供給の違いで、、オイル回収が間に合わない場合があります。

その場合、オイルタンクに溜まったオイルがタービンシャフトに入り。マフラーが白煙モクモクとなります。

でも、このようにオイルがいっぱいになってもタービンシャフトよりも下の位置で回収すれば、、マフラーから白煙を吹く事はない。

今後、、ウチも真似しようかな、、、と思います。

(ちなみに、純正のオイルタンクにもリターンがありますがあれはエアクリーナーまで伸びているのでタービンブローの時以外はほとんど意味がありません。)

それ以外は、いろいろ突っ込みどころ満載の作りもありますが、、10年以上前にこれをEMSフルコンで構築することの大変さは、、痛いほど解りますね。

私もその当時散々苦労しました。

ちなみに、、、

この車のオーナーさんは、私と同世代のバリバリの現役AE86のN2 乗りの方です。

なんだか久々にやる気スイッチが入りますね。

964ターボ 車検 930ターボ  定期メンテナンス  

綺麗な 964ターボです。

車検及びメンテナンスです。

なかなか乗る機会がなく 走行距離は、ほとんど進んでいません。

人生においてこういう時期もありますよね。

時期が来たら、、また、思いっきり乗れる時期が来ますからそれまで我慢しましょう。

今回は、以前から指摘させてもらったブレーキローターの交換です。

あとは、以前交換したシフトブッシュを真鍮製に交換です。

こちらは以前交換させてもらったことがある車なので無償提供させていただきます。

こちらは、すごくきれいな930ターボ フラットノーズの定期点検です。

ワンオーナーの車です。

綺麗すぎて、、触るのが怖い車です。

プラグ交換と ディスビキャップ&ローター点検。

シリンダー内部点検です。

綺麗なクロスハッチですね。

エアクリーナーフィルターと ファンベルト エアコンベルトはひび割れしていたので交換です。

息子さんのM2と一緒に かなりのハイペースで高速を走られているとか、、、、

くれぐれも捕まらないように注意してください。

エンジンオイルは、リキモリ GT-1  10W-60 です。

最近導入のスナップオンの サーモセンサー 。

タコ足の燃焼具合も 色で確認できます。

これがあると温度変化が色でわかるので非常に便利です。

AF計のセンサー不良があるので、、それを交換すれば終了です。