964ターボ  サーキット後メンテ

先日、筑波を走った 白ターボ です。

サーキット走行後の後メンテです。

サーキット走行には、走行前の メンテナンスと  走行後の メンテナンスがありますが

(通常のレース車両、、は両方やります。)

一般の方は、、なかなか両方できないですね。

では、、どちらが良いか?

もちろん両方ですが、、どちらかなら後メンテが良いかと思います。

サーキット走行後 すぐの状態でメンテナンスすることを後メンテと言いますが

まだ、車の状態をいろいろ解っている状態で次の走行の為のメンテナンスをする。

次の走行が1か月後だとしたら、、、 前メンテだとその数日前にメンテナンスをする。

そうするともし、異常が解ってもその段階だとパーツが間に合わなかったり、、時間的に対処できない場合があります。

だから、、サーキット走行後は次の走行に対しての準備をする後メンテがおすすめです。

今回は、ブレーキローター とパッド交換。

そしてシフトリンケージのブッシュの交換。

これ、、うちのNEW商品ですが、、

964の シフトブッシュです。

日本人の下町職人による一品です。

今まで樹脂製の物がありましたが、もう販売中止です。

樹脂製はどうしても劣化が早いです。

今回は、真鍮製で その強度は、半永久的、、、、

もうこの部分を劣化により、、交換することがなくなります。

そして、、964のウィークポイントのこの部分も

樹脂から 真鍮へ

ここが砕けるとシフトフィーリングが悪くなり 最悪バックや5速に入らなくなります。

これでOKです。

ちなみにリンケージブッシュは、10SET限定で作りました。

なくなり次第、、終了です。

続いて、、プラグ交換とシリンダー内部 点検です。

サーキット走行車両は、こまめに点検したいですね。

この車のOHは、5年以上前ですが シリンダーの状態は、問題なしです。

デトネーションなども発生していません。

プラグも交換です。

NGKの プラチナの8番です。

この車は、フルコン第二世代の EMSで動いています。

本当は第3世代の  LINKや ハルテックが 良いのですが

先日の走行で筑波のバックストレート  195Km

とりあえず現状でも問題なしです。

ブレーキローター& パッド交換。

今回ブレーキパッドは エンドレスのレーシング  CC33です。

私が重量級の JZX90で使って問題なかったのでお勧めしました。

かなりいいパッドです。

ステアリングラックブーツも破れていたので交換です。

以上で後メンテ終了です。

これで、いつでも走り出すことが可能です。もし、、明日  サーキット行きませんか?と誘われても OKです。これが前メンテの人だと、、無理ですね。

最高の相棒は、いつでもその刃を研いだ状態で鞘にしまっておきましょうね。