RX-7

久しぶりに、ロータリーに乗りました。

ベンツやポルシェなどの大排気量車に乗り慣れていると
低速トルクの無さに驚きます。

昔は当たり前のように感じていたものが、今は異常に
感じる。

環境が変われば感じ方も違うのだとおもいます。

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FD3S

3代目RX-7 FD3Sは、すごく思い出深い車の1台です。

SA22C  FC3S   そしてFD3S

常に国産車の走りをリードしてきたこの3台、

SA22Cは、日産L型とライバル関係にあり、、、

FC3Sは、ソアラ、スープラの7MG、  日産Z31、R31のVGやRBと、、、、

そして、FD3Sは、GT-R、80スープラ、NSX達と常に、戦ってきた車です。

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孤高のエンジンロータリーの続き!

前回話したロータリーエンジンについてもう少し話してみたくなりました。

お友達プログのTADAさんのコメントに答える意味でも、、、

ペリフェラルポートはご存知NAロータリーの最高峰です。

何が最高峰なのか!、、、、

理由はそのアホのようにでかい音と思い切ったエンジン加工にあります。

まず2000rpm回転以下ではアイドリングしない!

それは、従来のサイドポートの吸入を捨て、EXと同じペリポートにしているからです。

サイドポートをデブコンで埋め新たにハウジングにインテーク用の穴を開ける。

これは、レシプロのエンジンではまず考えられないぐらいのオーバーラップのエンジンになります。

通常のサイドポートはサイドシールにより序所に吸入ポートを開けていきますが、ペリの場合、ポートの開け閉めはアペックスシールのみで行なうことになります。

アペックスシールは幅3mmにも満たない部品です。

こんなものが穴の上を通過するだけのポートで普通にアイドリングするわけがありません。

あくまで高回転狙いでその他のことは考えない! 本当に男らしいエンジンです。

しかもロータリーのNAの場合マフラーの長さにより性能が大きく変わるため下手なサイレンサーは入れられないのでもろに直管の音になります。

これが、めちゃくちゃにうるさい理由です。

サーキットでピットの隣にいようものなら怒鳴り込みたくなります。

しかし、乗っている本人には最高の音とフィーリングでサーキットを貸切気分で走れます。

昔、船橋のゼロヨンを見に行ったときはるか遠くからロータリーサウンドが近ずいてくる音がするのに全然車の姿がない!

それから5分ぐらいしてやっと車の姿が見えた!

大げさでなくそれぐらいうるさかった!

今の時代だと即逮捕です。

これが、犯罪的なロータリーペリです。

もうひとつロータリーには犯罪的なエンジンがあります。

それはブリッジポート、、、

その名の通り今度はコーナーシールがポートの上を片輪走行しながら通り過ぎます。

従来のサイドポートの上に欲張りにももうひとつ穴を開けてしまったのがブリッジポートです。

こちらもペリと同じく耐久性は考えないスペシャルポートです。

現在ではほとんど見かけることがなくなったペリとブリッジですが、ロータリーの歴史を語る上で欠かせないエンジンです。

また、熱く語ってしまいました。

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