この前、インテグラタイプRのエンジンを見る機会がありいろいろ眺めていると
さすがホンダ、、、という技術をたくさん使っています。
ホンダはエンジンをよく分かっている!
国産車の中では、昔からホンダのエンジンは、他のどのエンジンよりも同じ土俵で勝負すれば
1番速かった!
そして、いろいろと新しいことに本気で取り組む姿勢は、やはりすばらしいと思います。
リッター100ps、、、、
今のインテRのエンジンやS2000のエンジンは、リッター100psを達成するための作りをしています。
フライホイールなんて、これ以上軽量化のしようがないぐらい穴ぼこだらけです。
そして、腰下も3分割で間にラダーフレームと呼ばれるクランクの押さえをきちんと使っています。
日産のSRなどのインチキ ラダーフレームではなくベンツのエンジンに用いられるようなきちんとした
ラダーフレームです。
そして、昔からホンダのポート形状は、パワーの出る形をしています。
ある意味、街乗りの低速トルクを犠牲にしても高回転にすべてをかける。
そんな思いが伝わってきます。
今、ちょうどマツダのロードスターのエンジンをチューニングしているのですが、
ホンダのエンジンを見た後だと少しがっかりします。
ヘッドなどは、ポートを一度埋めなおして、新たに削っているのですが
それでも理想の形とは、程遠い形状になります。
やはり、最初の設計がいかに重要かが伺えます。
チューナーからすればほとんど触るところがないぐらいのホンダエンジン、、、、
欲を言えば、4Lぐらいの大排気量のV型エンジンを市販車で作って欲しいですね!
ホンダなら NAの 4Lで500PS以上のエンジンが作れるのではないかと思います。
今の時代に逆行するようなホンダ独自のこだわりを今後も展開してほしいと思います。