964T ワイドボディ  エンジン本体 完成

964T ワイドボディの エンジン作業。

バルブすり合わせをして バルブ組み付け。

強化バルブSPと チタンリテーナーの組み合わせ。

当然カムシャフトも今までのノーマルカムから ハイカムに変更です。

プロフィールは内緒です。

今回、この車は電子スロットル制御としますので アイドリングも問題ないでしょう。

電子スロットル制御だと アイドルコントロールバルブが要らなくなります。

今までアイドリングの為にスロットルとは違う場所から2次エアーを吸わせる必要がありましたが電子スロットルならアクセルの制御でアイドルコントロールできますので要らなくなります。

もちろんアイドリングも安定しますね。

これからの時代、、、当たり前になるでしょう。

バルタイを、、、、

エンジン本体完成です。

930 89ターボ  クラッチマスター

930ターボ の中でも 89ターボは特別と言われますが

それは、930ターボの中で唯一の5速MTを持つターボ、、、

そして、、89年の1年間しか販売されなかった稀少モデルだからです。

89年は、もう964カレラ4 が販売されていましたから930と964が両方存在する年式です。

89ターボ   、、、

今では、 964RS や 993RS などのモデルと同じぐらいのレアモデルとして 

中古車市場だと、、、、、?000万円 する車も、、、、

ある日突然 クラッチが奥まで行ったまま戻らなくなる。

クラッチマスターシリンダーのシールが抜けた典型的な症状です。

今回は、

クラッチマスターシリンダー  とオペレーチングシリンダー  

クラッチホースという関連パーツ すべて交換です。

930ターボのマスターシリンダーは、ペダルの奥、、、、

室内にあるので マスターシリンダーから漏れたブレーキオイルが室内の床に零れます。

これをそのまま放置すると大変なことになりますね。

ブレーキオイルは、剥離剤レベルで塗装をはがしますので、、、

早いうちの対処が必要です。

3点すべて新品交換です。

完成です。

交換履歴のない車は、 早めの交換がお薦めです。

964ターボ ワイドボディ エンジン組み2

コンロッドが加工から上がってきたので組み付け準備。

ARPの強化コンロッドボルトです。

500PSオーバーだと コンロッドボルトの強化は、必修です。

メタル類は、今回程度が良かったので再使用です。

メタル再使用、、、、いいですね。

慣らしが少なくて済みます。

ヘッドボルトも再使用。

サーキット用の車両ではないのと前回のOHからの走行距離を見ての判断です。

コンロッド組み付け。

続いて ピストン。

ピストンリングは、新品交換です。

ヘッドは、クーパーリング加工されています。

ここまで完成です。