エンジン組み準備




ポルシェのエンジン組み準備。
自分でバラしたエンジンではないのでまずは、パーツを洗浄しながら点検。
まあー   何台も組んだ事があるエンジンなので見ただけでどれがどのネジなのか?
一目で解ります。
あとは、加工パーツも点検 洗浄です。
こちらは、S14のSR20DTE
エンジン載せ換えとヘッドG/K交換。
担当は、バイト君。
バイト君は、整備暦は長いですが
エンジン分解は、初めてなので
マニュアルを見ながら作業。
要所要所を教えながら進めています。
SRなんて、何年ぶりかな?
ウチの工場に来られる方。
近いうちに店に前の道でスピード違反の取り締まりをしますので気をつけて下さい。
30キロ道路なので普通に走っていたら捕まります。
くれぐれも注意を、、、、
また、日曜日は、アイドラーズ筑波に行くのでお店はお休みします。

993 オイル交換

1年ほど前にエンジンOHした993カレラのオイル交換です。
993のオイル交換は、大変です。
特にエレメント交換が、、、
リヤタイヤを外しインナーフェンダーの中にオイルエレメントがありエンジン本体側のエレメントもオイルラインを外さないと交換できません。
通常のエンジンオイル交換サイクルよりも距離が伸びていたのでオイルの汚れを心配されていましたが全然問題ないレベルです。
クランクケースもすごく綺麗です。
オイルは、リキモリGTー1  10Wー60です。
エンジン室では、
エンジン組みの依頼がありパーツ点検中です。
あまり見せられませんが、
かなりのハイチューンエンジンになりそうです。
993GTー2  ピストンシリンダー
これを964エンジンに組みます。
少しずつ組み始めます。

996 cup MT OH ファイナル交換

ポルシェ996cupのMT  OH

ファイナル交換です。
cupカーは、色々な部分がロードカーとは違います。
シンクロが鉄だったり ギヤ比やシフトホークに至るまで違います。
ロードカーのGTー3とCUPでここまで中身を変えているのにはそれなりの理由がポルシェにはあるのだと思います。
cupカーは、基本サーキットしか走らない車ですので、MTも時間管理。
当然ですよねー。
ほぼ、全開でしか使わないのでロードカーのGTー3とはまるで考え方が違うのです。
1番違うのは、5-6速のシフトホーク。
ロードカーは、アルミホークのボルト留めですが、cupカーはさらに、強度をもたせた素材のフォークで更に固定の仕方もボルトプラス 左右からのネジ留めです。
どういう経緯からここまで強固に作っているのか?解りませんが、ルマンなどの24時間レースに耐えられる強度となるとこういう作りになるんだなーと
いつ見ても関心します。
cupカーはロードカーをチューニングする時に本当に参考になる車です。
さすが、ポルシェだなー  と思えます。