964ターボ ダイナパック

今日は、少しデモ車の964ターボ

で遊んでました。
ECUをLINKのfuryに交換して
軽く実走でセッティング。
危ないのでブースト1.2kぐらいまでの軽めのセットをして翌日ダイナパックで計測。
空冷チューンドターボは、シャーシダイナモだとトルクの立ち上がりが強烈過ぎて飛び出してしまう可能性があるので今まで計測はしていませんでした。
ダイナパックだと飛び出す心配がないのでこれでやっとまともにセッティングできます。
さすがに全開時の音がうるさいので音量規制のサイレンサーを刺します。
これで大体 20ー30psは、実馬力よりロスするみたいです。
この車の仕様は、
エンジン M30 3.3L チューンドエンジン  3.2カレラマニ
CTRカムシャフト  T78  33Dタービン。
ワンオフタコ足  ワンオフインタークーラー   LINK  ECU  などなどです。
まずは、EVC オフのノーマルブースト
0.7k

ブースト 0.7K  395PS  (446PS)

トルク  47.8k  (54k)

ここですでにノーマルタービン ブーストUP仕様の  964ターボよりも

全然速いです。

カッコ内は、シャーシダイナモ換算。

続いて、ブースト1K


ブースト 1K   467ps  (527ps)

トルク   58.3k  (65.8k)

 

ブースト1Kで軽く500ps越えのトルク

65.8k  ですのでサーキットを走るにも十分な速さです。

でも、ブースト1Kでサーキット走るとあんまり速く感じないんですよね~。

富士なんかは広いからこれぐらいのパワーがあって普通ー  と言う感じです。

当然、ストリートだと持て余してしまいます。

続いて  ブースト1.2k




 

ブースト  1.2k   491ps(555ps)

トルク   65.5k  (74k)

普段サーキットを走るのは、これぐらいのブーストです。

 

続いて、ブースト1.4k

 

 



 

ブースト1.4k   511.8ps  (576ps)

トルク  70.1k  (80k)

 

今日の気温だとこんな感じでした。

サイレンサー外してブースト1.5k掛ければ  600ps  ぐらいは出そうな感じです。

 

ポルシェ=ターボ  と空冷時代は、

よく言われました。

 

空冷水平対向2バルブエンジン。

NAエンジンの場合、パワーを出そうとしてもリッター80psが限界ですがターボにする事で2バルブのネガな部分が消せます。

ターボの場合  リッター200psも可能です。

 

ポルシェの中でもターボは特別と位置付けられたのは現在にも通用するそのパワーにあります。

しかも、空冷ターボは軽量化すれば1100Kぐらいの車重になります。

3.6Lターボベースだと800ps  トルク100kを超える車も存在します。

 

空冷2バルブエンジンでここまでハイパワーなエンジンは、世界中見渡してもポルシェ以外ありません。

 

やっぱりポルシェってすげーな!

って思いますね。

あとは、サーキットでの実走です。

 

来月にでも富士に行きたいと思います。

ブースト1.5kで走ったらどれぐらい出るか?

楽しみですね。