ポルシェ3.2Lカレラエンジンです。
ポルシェの3.2Lは、930のカレラに積まれたエンジンです。
補機類や各部の作りが946のカレラ2の原型になった作りをしています。
3.2Lカレラのエンジンは、ポルシェのエンジンの中でももっとも壊れにくくてオイル漏れもしづらいと言われています。
インマニは、3.3Lターボなどをインジャクション化するときなどによく使われたりします。
マニホールドの形状がよくアルミ製なのでハイブーストにも十分耐える作りだからです。
964のカレラ2のマニホールドは、後期モデルから樹脂製になりましたので、ターボ用として使うには、不向きです。
3.2Lエンジンは、インジェクション制御ですのでフライホイールにセンサーが2個付きます。
クランクピックUPとスピードセンサーです。
カレ2は、一つのセンサーでコントロールしてるのでこのあたりも違います。
3.2Lエンジンがオイル漏れしづらいのは、クランクケースのスルーボルトのオイルシールが入る部分の形状が違うからです。
3.6Lになってどうして形状が変わったのか不思議です。