E320の調子が悪い

最近、愛車のE320の調子が悪いです。

症状は、前からあった気温が低いときに燃料の調整がうまく
いっていないようです。

エンジンが冷え切った状態でエンジンをかけると
明らかに燃料が濃いような排気ガスを吐きます。


しばらく乗っていると元に戻るのですが、アイドリングもいまいちの
ような感じです。

冷えたときにおかしいというので以前に水温センサーを換えましたが
全然症状は、変わりませんでした。

エアフロも前のオーナーの時に交換しているので
問題なしです。

仕方なく知り合いのベンツテスターを持っている工場に行き見てもらいました。

この店は、私の知り合いがやっているのですが、修理の達人です。

主に扱っている車がイタ車やフランス車、そしてドイツ車なのですが
普通の店では、あまり修理したがらない車をメインにやっています。

車に関する知識はすごいものがあります。

早速テスターにかけるといろいろなエラーが出てきました。

今までのエラーがすべて残っているようですべて消さないとわけがわからない状態です。

このころのベンツのコンピューターテスターは16PINのカプラーですので
今のベンツなどのように優秀ではありません。

ひとつひとつエラー表示うを確かめていると
気になるのがひとつありました。

O2センサーです。

ベンツのO2センサーは、ボッシュ製で社外の空燃費計などにも使われる4線タイプのものです。

そういえば、O2センサーは、いままで気にしたことがないと思いかなり怪しいかんじです。

O2単品の出力電圧も見れるテスターがあるのでそれで見てみることに、、

さすが修理屋さん  いろいろすばらしいテスターを持っています。

聞くところによると今は、テスターがなければ仕事にならないようです。

テスターで見てみると、O2センサーの動きがすごく鈍く、反応が悪いのが解りました。

通常リーンとリッチを交互に繰り返すような波形が現れるはずなのですが、
その波形の現れ方が非常にゆっくりで、1度リーンになるとなかなか戻ってこない状態です。

リーンとは、燃料が薄い状態で  リッチが濃い状態です。

これを見るとアイドリング状態で燃料が非常に薄いことが解りました。

エンジンが少しハンチング状態になるのもこのせいかもしれません。

あとエアマスセンサーの反応もあまりよくないようです。

1度O2センサーを換えてみて様子を見ようと思います。

ボッシュのO2センサーなら車種に関係なく共通なのでポルシェの余ったO2
センサーを今度付けてみるつもりです。

それでも直らなければメインコンピューターが怪しいので
O2で直るのを祈りたいものです。