いまから10年ぐらい前は、毎週のように首都高を走っていました。
サーキットより公道が楽しくてしょうがなかった。
これは、私が見たまぎれもない事実です。
元旦の午前2時、恒例のように首都高の辰巳パーキングに走り屋が集結します。
元旦の首都高は車の台数が激減し工事などもなくオールクリアに近い常態が見込めるため多くの首都高ランナーが集まります。
有名どころのショップワークスが何台も来ます。
中にはローダーで車を積んで来るつわものもいます。
私も仲間たち数台で走りに行っていました。
午後3時を回ると車の流れもスムーズになりほぼクリア状態で何週か走りました。
元旦の首都高は本当に流れがいい、、、
もっともこんな時に走りに来る連中はバリバリの走り屋かよっぽどの暇人です。
そうこうしてるうちに霞のトンネルを過ぎたあたりで誰かが事故ったらしく渋滞が始まりました。
隣の車線は4号線への分岐の為、流れていました。
しょうがなく渋滞の中のろのろ運転していると隣の車線にとんでもない爆音の車が現れました。
隣を爆音のまま通り過ぎたのはなんと、、、、本物のCカーです。
それがなんと立て続けに2台も、、、、
マシンのカラーリングを白のカッティングステッカーで隠していました。
もちろんドライバーの顔は見えなかった。
始めは目の錯覚かと思いましたが、後日同じく首都高を走っていた人達に聞くと
見た、、と言う人が何人かいました。
私は渋滞解消後、何週か走りましたがもう、Cカーに出くわすことはありませんでした。
目撃情報を整理するとどうやら、4号線から合流しそのまま6号経由で外環状に抜けたらしい。
しかし、いい物を見せてもらいました。
首都高には昔からいろいろな噂話があります。
私が聞いた中では、
グループA のカルソニックスカイラインが慣らしに来ていた、、、
パイクスピーク用のモンスターカルタスがシェイクダウンしていた、、、
JSSのRX-7 FC3Sがスリックでタイムアタックしていた、、、
などなど、、、
素晴らしい逸話がたくさんあります。
レース業界の人間は頭がおかしい!、、、
でもその気持ちは良くわかる自分が怖い、、、、