996CUP  ホリンジャー シーケンシャルMT

996CUP  ホリンジャー シーケンシャルMT 

分解中。

最近は、MT OHが多い。

996後期 GT-3  996CUP Hパターン   996CUP シーケンシャル。

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ホリンジャーシーケンシャルは、 996 997 GT-3 のMTケースをそのまま使い
中身だけ交換するタイプです。

完全にドグミッションとなるの街中で乗るとまるでWRCカーのオンボード車載のような音がして
それ以外は、ほとんど聞こえないぐらい強烈です。

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各 ギヤ比の 比較

996 GT-3 ロードカー   ファイナル4.0  本来は、3.4

①  3.818   ② 2.15    ③ 1.56  ④ 1.212   ⑤ 1   ⑥  0.820(これは前期GT-3用)

996 CUP Hパターン   ファイナル 4.0

①  3.15   ②  2     ③ 1.56    ④1.241  ⑤1.031   ⑥0.857

ホリンジャー シーケン   ファイナル 4.0

①  3.166   ② 2     ③ 1.526    ④1.217   ⑤0.964   ⑥ 0.896

みんな 微妙に違います。

ホリンジャーは、当然 ギヤ比選択が可能なのでいろいろ選べます。

でも、このシーケンは、CUPと比べると  4速5速が離れすぎているからモテギみたいな場所だと
合わないかな。

超高速サーキットもしくは、ハイパワーなターボならちょうどいいかも。

996 GTー3 MT OH

996GTー3後期 MT OH

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GTー3 のMTって案外壊れやすい。

元々のベースは、930から続くG50の進化形。

993から6速になり。

1ー2速は、ダブルシンクロに、、、、

そして、996からは、ワイヤーシフトに。

進化しましたが、実は、エンジンも空冷から水冷へ。

1番大きいのはエンジン回転数が1000rpm以上高回転になった。

空冷時代は、6500程度でしたが、水冷ツインカムヘッドが75000。

基本設計は、同じなのでさすがにMTのベアリング類に、想像以上の負担がかかるのが一番の原因です。

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このMTは、CUPパーツを使いながら修理します。

ポルシェ MT

重なる時は重なるもので、
ここのところMTトラブルが多い。

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こちら 930の915MT ファイナルギヤが見事に粉々に、、、

マグケースなので、予想では先にケースが壊れてリングギヤが壊れたのだと思います。

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こちら、CUPカーのMT。

1速ギヤが入らなくなり分解すると
シンクロチャンファー部分の溶接が剥がれてました。

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こちら、964TのMT。

バックギヤに入らないトラブル。

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そして、これは、996GTー3のMT。

こちらは、3速に入ったまま抜けない状態。

こうしてポルシェMTをいろいろ見ていると年々進化しています。

915MTは、ポルシェシンクロ

964Tは、ボルグワーナーのシンクロへ。

そして、993以降は、シンクロがダブルシンクロへ進化しています。

CUPカーやRSは、シンクロ部分が通常のロードカーとは違い特殊な素材を使っています。

それにしても今月はMTトラブルが多いです。