1JZーGTE エンジン




富士でエンジンブローした1JZーGTEエンジン。
国産最強 直6エンジンと言われるJZ系エンジンです。
直6エンジンというとGTーRのRB26というイメージがありますがエンジン重量や耐久性を考えた場合JZ系エンジンが最強だと思えます。
1JZは、2.5L
2JZは、3L  ですが
2JZは、市販のkitを使えば3.6Lまで排気量up可能です。
現在のD1のドリフトマシンを見れば
その最強さが解ると思います。
普通に800ps
TOPレベルだと1000ps
それでいて簡単に壊れないのが2JZの凄いところですね。
正に世界最強の直6エンジンだと思います。
でも、簡単に壊れました。
富士のストレート1発で!!!!
ご覧の用にピストンが、、、、、
最強エンジンもセッティング一つ間違えるとこんな感じなります。
まあーこのエンジン4万キロの程度のよい車体を買ってからほぼ2万キロサーキット走行のみ。
エビス  本庄のドリフトから
富士  筑波  モテギのグリップ走行。
各種オイルテストでは、油温140度で富士を数回。
今まで良く頑張ったと言うのが正解かもしれません。
この工場に引っ越してから
ポルシェ以外のエンジンがこのエンジン室に入った事は1度もありません。
直6エンジンを触るのはまだ勤め人だった頃のベンツのM104エンジンが最後だった様な気がします。
久々の直6エンジン。
しかも、世界最強と言われるJZ系エンジン。
久々にワクワクしてきました。

HPI デュアルフロントパイプ




JZX90にHPIのデュアルフロントパイプを取り付けですが、
これがすごく大変。
タービンを外さないと取り付け出来ません。
90は、ツインターボです。
タービン後に直接2本のパイプはつながるレイアウトなので一度タービンを外さないと取り付け出来ません。
ついでにエンジンマウントを点検すると
ご覧の用にちぎれて上に乗っかっているだけでした。
点検しておいて良かった。
マウントは、風間オートの強化マウントに交換。
ついでにラジエターとサーモスタットも交換。
これで油温 水温が下がればいいですが。

オイルテスト 富士 LIQUI MOLY

今日は、オイルテストで富士へ。

今回は、これ



本場ドイツ のDTMで使われている
リキモリの10wー60。
正真正銘のレーススペックです。
テスト車は、1JZ エンジンのJZX90
オイルメーカー泣かせのエンジンです。
普通のオイルだとサーキットで簡単に140度を超えます。
仕様は、ノーマルエンジン  ノーマルブースト   トラストインタークーラー
OSスーパーシングルクラッチ
OSスーパーロックLSD
クスコ  車高調   F16k  R8k
タイヤ  F205/55-16   R225/50-16 
ダンロップZ2
HPIオイルクーラー
油温計の設置場所は
オイルエレメントブロックです。
測定は、defiのメーター
今回は、走行前点検。
ベルト交換。
クラッチオペシリのシール交換。
キレが悪い感じがしていたので交換です。
クラッチは、OS技研のスーパーシングルです。
こちらは、まだまだ使えそうです。
走行前点検は、必要ですよ。
特に富士は、メンテをしないで走ると痛い目にあいます。
今日の富士は、めちゃくちゃ台数少ないです。
NS4も  S4も  10台ぐらい
平日でもここまで少ないのは珍しい。
ポルシェで来れば良かったかも???
朝一のNS4枠を走行。
ほぼ、30分オールクリア状態です。
これは、期待出来る。
ベストは、2:06.95
そして、油温は、、、、、
なんと135度を超えなかった。
しかも、メインストレート以外は、
130度をキープ。
しかも、走行後 1周クーリングして戻ると油温は、100度まで下がり 油圧も走行後のアイドリングで安定して1.8Kをキープ。
この車 油圧が1.5k切るとワーニング点灯させる設定です。
他のオイルだと走行後、ワーニングランプ点灯することが多かったのですが全く問題なしです。
このオイル  正直すごいです。
今までの最強スペックです。
さすがにDTMでそのまま使われているだけの事はあります。
最後に言っておきますが
このオイルテストは、私個人の見解と特定車両にもとずいて行っています。
全ての車両において同じ結果が出るわけではなく、また特定のオイルメーカーを持ち上げる気持ちも一切ありません。
オイルメーカーさんからはオイルの提供のみで
サーキット走行は、全て自腹でやっています。
だからこそ、嘘偽りのないガチな結果だと思ってください。
ウチのオイルは、もっと凄いぜー
というオイルメーカーさんがいれば
ご案内ください。
挑戦受けます。
このテストをする前は、オイルは、世界的な規格がありその性能もどれもほとんどが同じと思っていましたが、
オイルメーカーそれぞれの個性や違いが確かにあります。
どれを選ぶのかもすごく悩みます。
金額と性能のバランス。
本気で、お客さんに勧められるオイルを探すのはやっぱり難しいですね。