そろそろやらないと終わらないデルタのエンジンです。
こう外の気温が寒いとピストンピンも入らない!
しょうがないからドライヤーで暖めて入れてます。
昔ながらのでかいピストン!
しかし強度はありそうだなー、、、
ところでデルタのクランクプーリーのボルトってどうして逆ネジなの?、、、、
エンジン時計回りなのに、、、、
昔、左回りのエンジンにでも使っていたのかなー、、、、
イタ車は訳がわからない、、、
年内終わるかなー、、、 ヤバイ、、、、
ポルシェのチューニング及びメンテナンス専門店
ランチャデルタのエンジンその3
このエンジンは本当にぼろぼろです。
クランクを外し曲がりをみると10/100mm振っていました。
曲がりで5/100mmです。
レースカーだとそのままゴミ箱にぽいっと捨ててしまうクランクです。
でも、街乗りメインであまりお金をかけられない車両は修理するしかありません。
メタルが焼きつく=エンジン全損
通常のレースエンジンだと終わりです。
でも、今回はアンダーサイズのメタルを組み、クランクも曲がり修正します。
これは、人間のスポーツ選手でいうなら現役引退です。
アンダーサイズのメタルを入れた車はもうサーキットのような過酷な走行はできない!
ケガをしたスポーツ選手のように、、、、
サーキットのみが車の生きる道ではない、、、、
誰かがきっとこのデルタをまた、ドライブしてくれるはず
車も人間もいつかは死にます。
それが長いか短いかだけで、、、、
この車はまだ死なない、、、まだ死なせない。