富士に行ってきました。

★富士に行ってきました。

今日は知り合いのレースの手伝いで富士SWに行ってきました。

JCCAのレースです。

昔の箱スカやZ  ナローポルシェ

TSのサニーなどが走るレースです。


クラシックカーレースは年齢層も高く独特な雰囲気があるレース。

こういうレースは、私もいままで知らなかったのですが案外多くあるということです。

まだこんなに箱スカってあるの?

と思えるぐらい台数がいます。

レース以上に車を見ているだけでも面白いといった感じです。

ナローポルシェと箱スカなどがバトルする姿は昔のストリートさながらです。

ちゅうどL形エンジンを最近触っていたので、いろいろ参考になります。

新しい富士って走ったことないのですが、ヘアピンで車の動きやラインを見ていると面白いことに気付きます。

富士のヘアピンは、100Rからのアプローチとなるので100Rの出口の姿勢でヘアピンの進入の良し悪しが
決まってします。

特に富士は、コース幅が広いサーキットです。

どのラインを走っていいのか?解らなくなる?

これは、サーキットカートでフルコースを走るのと似ています。

でも、上手いな、、という人のラインを見ているとやっぱりいっぱいいっぱいのラインで走っています。

よくパワーのない車の場合は、最短距離のラインを通りタイムを稼ぐというやり方もあります。

今回の富士でも2通りの走り方を見ました。

その2通りとは、ヘアピンの立ち上がりでいっぱいアウトの膨らむ走りとほとんど膨らまない走り。

見ているとスピードの乗りでは、明らかにアウトに膨らむ走りのほうが速く感じます。

実際、走行後タイムを見ると1番時計のドライバーは、アウトラインのドライバーでした。

このドライバーは、名前を見るとプロドライバーです。

なるほど、、、って感じです。

車のパワーによっては、広いサーキットでは、いっぱいのラインを取れない場合があります。

一つのラインを間違えるとスピードが乗らずアウトに行きたくてもスピードが落ちてしまいいけない!!

でも、これを寸分の狂いなく同じラインに持っていけるのがやはりプロだと思いました。

レースのレベルを見る場合上位から下位まで同じラインで走っているか?ということに
注目してみると面白いです。

フレッシュマンクラスのレースだと上位の車と下位の車でまるで走行ラインが違うはずです。

でもF1になるとどんなに遅い車のドライバーでもTOPのドライバーと同じラインで走ります。

こういう目でレースを観戦すると面白いです。

そして、こういうことは、ドライバー本人には、解らないことなので自分が見たことをドライバーに
教えてあげると凄く喜ばれます。

素人の意見であればあるほど、案外、、、的を得た意見だったりするのです。

レースメカニックってこういうことも必要です。

変だなと思ったことをそのままドライバーに教えてあげる。

偉そうにじゃなくて普通に感じたことを感じたままに、、、、

これが本当にいいレースメカニックの基本です。

よく一方的に怒鳴りつけてるような監督を見かけます。

ドライバーは、何が悪いのか?  全然解らないはず。

本当に速くなるドライバーは、周りに恵まれていると思います。

本当のことをありのままに伝えてくれる。

これがどれだけ重要か!   知る人は、案外少なかったりします。

これは、人生も同じかな?  と思います。

自分のことを注意してくれる人は、案外いない、、、

でも、本気で注意してくれる人を大事にすること、、、

これがいい人生を送る為の1番大事なことであるように思います。