スーパーカート RS125 エンジンO/H

スーパーカートのRS125エンジンが壊れました。

もてぎのフリー走行で30分を3本走りましたが3本目の2コーナーの進入でなぜかエンジンストップクラッチを切らなくても惰性で走っているのでピストンの焼きつきによるロックではなさそうだ、、
点火系? 燃料系? と頭で考えつつエスケープゾーンへ、、、、
そのままキャリヤカーのお世話になりました。(初めて乗りました。)

ピットに帰りエンジンのヘッドをはぐりピストンを見ましたが上からでは特になんともありません。

走行も終了の為、原因は帰ってから調べることにしました。

カートからエンジンを降ろしエンジンをばらしていくとシリンダーを分解しピストンが見えました。


RS125 E/G 2
ナントピストンリングがピストンに張り付いているではないですか、、
でもシリンダーはほとんどキズひとつありません。
原因は?  燃料が薄すぎたのか? デトネーション?
でもどうしてピストンのみなの? 、、、、、
私は、車のエンジン屋ですが2サイクルはあまり詳しくありません。
原因がわからないまま知り合いのバイクレースの超有名チームのメカニックにピストンを見せたところ、、あっさりこういわれました。
{ピストンの使用限度による金属疲労だよ。}
{何キロ走ってます}

確かにこのエンジンはこのチームで昔バイクレースをやっていた友人のもらい物でバリバリのワークスエンジンです。
ポートなどはこれ以上内ぐらいチューニングされています。
でも実際に走らせたのは10年ぶりのエンジンです。
RS125は真のレーサーエンジンです。
ピストンを含めた腰上のO/Hは全日本クラスだと1レースに1回交換するそうです。
それを10年ぶりに動かして3ヒート走れただけでもいいほうだと言われました。
レーサーエンジンとはそうゆうものだとつくづく勉強になりました。
現代O/H中です。

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“スーパーカート RS125 エンジンO/H” への1件の返信

  1. はじめまして。うちのラバ君も、YZ125をトニーのフレームに乗せて走っていたのですが、物足りないらしく、お世話になっているカートやさんの社長にRS125の中古を見つけてきてもらい、エンジンを載せ換えました。今度の月曜、鈴鹿で初乗りするらしいのです。
    カートやさんの社長は昔全日本の選手で、このあたりでは、唯一エンジンまで触れるカートやさんなのですが、社長もRSは触るのはじめてらしいのです。
    ラバ君も、ものすごいポルシェ党で、昔は911のターボに乗っていましたが、今は964のGT2に乗っています。
    私がこのブログを見つけたとき、パソコンにまったく興味もないひとが(マウスの使い方も知らない)見入っていましたよ。
    いろいろトラブルもあると思うので、また、教えてください。
    RSに乗ることを子供のように楽しみにしていますよ。
    では、また。

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