996GT-3 エンジンOH 2

ポルシェ996 GT-3  エンジンOH。

エンジン形式で言えば   M96-76エンジン。

市販車としては、ポルシェが作る2代目の水冷エンジン。

1台目は、ボクスターや996カレラに積まれたM96-01エンジン。

どうして、、ポルシェは、M96-01エンジンをより高性能にしてGT-3用のエンジンを作らなかったのか?

これは、いまだに謎ですね。

ここからは、私の私見ですが、、、

M96-01エンジンがあまりにも駄作エンジンだった、、、、

今も続く、、インタメ問題やシリンダー焼き付き問題、、、、

そして、、ウエットサンプになって徹底的にコスト削減されたエンジン。

ポルシェの開発陣営にGT-3を作るならどうしてもGT-1クランクで勝負したいと思う人がいた、、、、

という感じですかね。 

このエンジンを見るたびに、、

良く作った、、、と拍手したくなります。

本当にポルシェ陣営の技術の結晶、、、

ポルシェ959のエンジンやレース車両GT-1 の流れはありますが本当に市販車でこのエンジンをよく作ったな。 と感心します。

ドライサンプ用のオイルタンクが真後ろに。

この辺りがカレラエンジンと大きく違います。

エンジンが降りたGT-3 

補機類を分解して

エンジン単体になると少しは空冷エンジンと似たレイアウトになりました。

GT-3エンジン  M96-76 の凄いところはここからですね。

市販車としてポルシェ初の リッター100PS のNAエンジン。

今見ても、、素晴らしい作りです。

また、、UPします。

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  11年前 の 明日

今から11年前の 3月11日

そう 東日本大震災。

11年前の この日

この964ターボは、 ウチの工場にありました。

宮城県 気仙沼のお客さん。

車を置いていた車庫は、すべて流されて基礎しか残っていなかったらしい。

11年前のあの時、 この車がウチの工場になければこの964ターボも津波で流されていました。

あれからもう 11年。

いろいろ思うことがありますね。

しばらく乗っておられませんでした、最近改めてまた乗られることに、、、

売却も考えられましたが、、あの震災を生き残った車にまた乗ろうと、、、

もう、、サーキットを走ることもないので街乗りメインで乗りやすくして下さい。とのことです。

11年前とは取り巻く状況もすべて変わってしまいましたが、

一生乗り続けられるようメンテナンスしていきたいと思います。

ハイエース チャレンジSPC LSD

久々の ハイエースネタ。

今年に入ってハイエースのLSD取り付けは、火曜日と 土曜日に限定して行っています。

それでも、今年だけで20台ぐらい付けました。

3月もほぼ予約で埋まっています。

週2日に限定しているのは、メインのポルシェの整備に支障が出るからです。

ウチで販売しているのはOS技研の通常のLSDではなく

スタンダードの効きを強化したチャレンジSPCです。

これ、LSDの中身のパーツ。

この部分を変更しています。

下の写真の右がチャレンジSPCね。

解る人には、違いがわかりますね。

累積販売台数、、、、 もう数えていませんが去年で200台超えていましたので

250台近くになるかと思います。

OS技研さん公認の 世界一 ハイエースのLSDをつけているお店です。

どんなことでも、、世界一ってうれしいですね。