Kさん 964ターボ エンジンOH 11

フルコンの配線作業。
エンジン側は、完成。
続いて、OS技研 スーパーロックLSD
の取り付け。
もちろん、スタンダードではなくてチャレンジspcです。
サーキットでもきちんと効きます。
ちなみに、ヤフオクなどで売っているOSのLSDは、すべてスタンダードspcです。
だから、サーキットを走るお客さんの車につけると効きが甘いです。
プロスペックは、当然プロショップでしか買えません。
バックラッシュを取って完成です。

Kさん 964ターボ エンジンOH 10

さーてここからフルコン準備。
スロポジ   アイドルコントロールバルブ
フューエルレギュレターを
つけていきます。
今回は、どうせフルコンにするなら
ディスビをとって同時点火に、、、
というお客さんの要望から同時点火に。
フルコンは、LINKの fury。
コイルもLINKのダイレクトコイルを使います。
この組み合わせ初めてなので楽しみです。
BK作ってプラグコード作成。
結構いい感じでしょー
964Tのエンジンじゃないみたいだよね。
ディスビ点火から同時点火の利点。
それは、やはり強力な火花。
ターボの場合、ブーストがかかると通常の圧縮が一気に上がります。
ブースト1K程度だと問題なく点火していた火花もブーストが1.2kを超えると上手く点火できなくなります。
点火できない=ノッキングしやすくなります。
ブースト1.2k以上のハイブーストで失火するとエンジンに与えるダメージは大きいです。
これが5速 高負荷で起きるとあっと言う間にエンジンブローとなります。
だから、ブーストを上げるなら点火系の強化は絶対必要なのです。
それともう一つ重要なのが
フルコンの場合、独立コイルにすることでドエルアングルをきちんと調整出来ます。
点火のドエル角。
ドエル角を簡単に説明すれば、昔のポイント点火の車のポイントギャップです。
この隙間を調整することが、昔の車の整備では不可欠なことでした。
フルコンECU搭載車両ではこのドエル時間をフルコン側で調整出来ます。
ディスビ制御でもドエルは、変更できますがディスビの場合、
コイル  ー  ディスビローター   プラグコード  というふうに間にディスビが入ることで肝心な火花やドエル時間がきちんと伝わりません。
だから、各気筒にコイルを持つダイレクトコイルが有利だと言えます。

Kさん 964ターボ エンジンOH 9




EXマニの取り付け。
空冷ファン   ファンシュラウドは、鏡面加工。
タービンは、純正ハイフロー加工。
純正ベースのライトチューンには最高の組み合わせです。
タービンまで取り付け終了。
あとは、フルコン準備。