986 ボクスター OS技研 LSD

ポルシェ 986 ボクスター にOS技研の LSD取り付け。

ボクスターS  です。

街乗りメインですがスポーツカーにはやはりLSDは必要ですね。

メーカーは、誰が乗るか解らないという可能性があるのである特定の車種以外はLSDを基本的には設定しません。

ポルシェでいうなら 911系は、RSやターボ と言った走りに特化したモデルにしかLSDの設定をしていません。 水冷系ならGT-3やGT-2  、、、、

この辺りの車はメーカー側も誰が乗るのか? ある程度想定できますね。

街乗りの買い物に行くおばちゃんは、まず買いませんから、、、

ノーマルを外して OS技研 LSDに交換です。

今回は、スタンダードSPCでの取り付けです。

OS LSDは、プロショップ経由なら オーダー時にカスタマイズできます。

カム角度やプレートの聞かせる枚数などいろいろ設定できます。

カム角度は、28度 35度  45度 55度  などといろいろ設定可能です。

ON側 OFF側 両方に設定できます。

ちなみに私のクレスタは バリバリ ドリフト仕様だったので 55/55 の設定です。

ちなみにOSさんの場合 スタンダードのカム角度はおとなしい場合が多いです。

ポルシェなら 28/35 度 ぐらいのSPCです。

これは何故かというと 自動車メーカーと同じ考えだと思います。

スタンダード品は、ヤフオクなどの通販でも簡単に買えます。

簡単に買えるということはどこの誰が付けるというのが解りません。

メーカーが気にするのはクレームです。

着けたけどバキバキ音がする 、、、などというクレーム

(LSDは音が出て当たり前ですがそれを知らない人が付けた場合クレーム対象となります。)

だからスタンダード品は、程よい効きの物しか販売していません。

(どこかのメーカーは最初からバキバキ仕様のしかありませんが、、、)

OSのLSDは、効きが甘い、、とよく言われることがありますが私から言わせればスタンダード品使ってたら当たり前でしょ。

プロSHOP経由でないと中身のカスタマイズは出来ませんからカスタマイズ品は、安売りサイトには、出回りません。

きちんとお客さんにLSDの事を説明できるプロSHOP経由で買ってください、、、というのがOS技研さんのスタンスです。

ちなみポルシェの場合 本気で走る人は 茂木の90度コーナーや富士のヘアピン立ち上がりで

スタンダードのカム角度だと綺麗に立ち上がれません。

サーキットを本気で走る人にはサーキット用のカム角度が必要だと言うことです。

オイルシール類も交換します。

分解中にドライブシャフトブーツの破れを発見したのでこちらも交換です。

装着後  試乗。

ボクスターSは、ミッドシップのスポーツカー  

やはりLSDがあると全然違いますね。

LSDの付いていないスポーツカーはつまらない、、、

スポーツカーではない、、、

そう思いますね。

Mさん 964ターボ  配線作業

Mさん 964ターボ

LINK配線作業です。  この車はもともと Z32ECU+ Vプロ で動いていましたが

今回はすべて撤去でLINKの storm X で制御します。

ダイレクトコイルでFWセンサーを使い 同時点火 にします。

もう一つセンサーを付けて独立点火  シーケンシャル噴射もできますが、空冷ポルシェの場合プラグのかぶりづらさなどを考慮すると 同時点火がいいですかね。

フルコンでシーケンシャル噴射にするとどうしてもエンジンの初期始動に時間がかかります。

要するにセンサーの頭を拾いに行くのにクランク2回転分のセルを動かせなければなりませんので、、、、

この辺りを考慮すると同時点火が最近の理想です。

同時点火と独立点火の違い、、、

それはノックセンサーを付けた場合、独立点火の場合 1気筒ずつリタードできますが 同時点火の場合 2気筒ずつとなります。

あとは、コイルの寿命が同時点火だと 独立の倍飛ぶから、、半分だとか? 言われてますが、、それも理論上の話ですね。

LINKは、Xシリーズになってから同時点火でも独立点火と同じように1気筒ずつのリタードが出来るようですが、、これもまだテスト段階なので微妙ですね。

もし、これが本当なら、、、独立点火にする必要がさらになくなりますね。

インタークーラーを仮付けして 新規のステーなどを作成。

この辺りも もともと付いていたパーツです。

964ターボのノーマルインタークーラーで3.2Lのカレラマニホールド 仕様。

まあーーよく作ったものです。

ノーマルインタークーラーをぶったぎってサイドタンクを作り直さなければできないですから、、、

私なら一から作ります、、、そのほうが綺麗だし、、性能もいいですからね。

この辺りもいろいろ大人の事情ですね。

あとは車両側のハーネスを作成してエンジンを載せます。

911R 全長調整車高調 

うちの911R にSPRITの全長調整車高調です。

やっと来た。

930にはこれで3台目、、、

930の足は、フロントがスピンドルタイプ、、、

だからほとんどのメーカーでは設定がありません。

それが全長調整式となるとほぼないです。

この辺りはAE86に似てますね、、、

AE86乗りがポルシェに乗り換えた場合1番違和感なく乗れるのが930

私もその一人です。

最近の I phone は便利ね。

長さを画像で残せます。  

全長調整の場合どれぐらいカートリッジの長さがあるのかは重要です。

ベースデータからどれぐらいの調整幅があるのか? 常に確認が必要です。

今回ワンオフ作成してもらうのに こだわっ部分が多数、、、

まずはこちら、、、

930と964は、リヤの足回りがガーディングアームです。

ガーディングアームは、通称  スイングアームと呼ばれるぐらいすごく動きます。

本来はこの部分はゴムもしくはウレタンブッシュです。

この部分は、ジャッキUPから1G状態  そして ストローク量 まで計算すると 思っている以上に動きます。

だからこの部分をピロボールにしました。

ゴムブッシュの場合この部分が動き限界付近を過ぎるとゴムがねぎれるしかなくなります。

ねぎれることでテンションがかかり本来のショックの動きを妨げます。

だからピロボール仕様です。

もう一つ、、

930にナローポルシェ用のヒートエクスチェンジャーを付けた場合写真の部分のクリアランスがほとんどありません。

物によってはヒートエクスチェンジャーがショックと干渉します。

しかも着けたままでの車高調整ができないものがほとんどです。

それだと全長調整の意味がない、、、

だから写真のように 車高調整ブラケットの周り止めをショックの外径と同じに作成してもらいました。

これでそのままの状態でも車高調整が可能です。

ピントこない方は、自分で930の車高調を付けてみれば解ります。

ほとんどの車高調は、いちいちショックを外さないと車高調整できません。

特にナローヒートエクスチェンジャー付きの場合、、まともに着かないショックがほとんどです。

フロントは、こんな感じ  こちらもノーマルとは違いいろいろオフセットを変えてます。

装着後  コーナーウエィトをとって、、、アライメント

コーナーウエィトはボンド表示です。

ガソリン半分で1050Kぐらいです。 

ダミーホイールでのアライメント。

完成です。

ショックを変えてアライメントをきっちり取るとフロントのホイールが少し中に入りました。

10mmぐらいのスペーサーを入れれば良さそうです。

試乗

今までのショックは街乗りでの乗り心地が悪すぎて許せなかった、、、

でも今回は、バネレートはサーキット仕様ですが乗り心地に問題なし、、、

これなら普段乗りが出来ます。

とりあえず、、街乗りは合格点、、、

あとはサーキットに行ってどうか?  

早く梅雨が明けないですかね。

こいつでサーキットを走らせてみたい。