IC修理と ブレーキロックLSDの話

先日のエビスの北コース

ストレート3発の練習をしていたら最後にミスって

見事にクラッシュ。

3速全開なのでかなりのスピード

この写真結構ましに見えますが

みんなでローダー のウインチなどで修正したあとです。

でも幸い 相手がPITのコンクリートウォールではなく反対側の赤土へ突っ込んだのでダメージは最小限です。

自走で帰れるレベル。

31日に大人の練習会があるのでお客さんを誘った手前行かないわけには行かないので

知り合いの鈑金屋さんにそのまま入庫。

最悪 カイエンで行くかな?

と思っていましたが鈑金屋さんが速攻で修理してくれて3日で治りました。

このクソ暑い中潰れたインタクーラーの修理。

割れたコーナーレンズとヘッドライトはヤフオクで速攻で落札して完成です。

さすが人気車両の国産車

あっという間にパーツは揃います。

ポルシェだとこうはいかないですね。

これで31日は走れます。

昨日のポルシェのABSトラブルの補足を少しします。

ポルシェ911でABSが壊れた場合殆どの場合はフロントロックします。

なぜならポルシェに限らずブレーキロックと言うのは車の駆動輪では起きにくいからです。

FF車ならリヤロック FR車なら フロントロック

RR車なら フロントロック

というふうに駆動輪でない方のタイヤがロックするのが普通です。

どうしてか?

これはLSDがきちんと動作しているサーキット車両の場合 本当に駆動輪がロックしたならエンジンが止まる事になります。

走行中にブレーキロックでエンジンが止まれば誰だってその事に気付くでしょう。

エンジンは普通に回っているのに白煙モウモウのロック、、、、これは間違いなく駆動輪ではないです。

ドリフトでサイドブレーキ引く場合クラッチ切りますよね?。

クラッチ切らないでサイドブレーキいくら引いてもリヤはロックしません。

だから、駆動輪がロックする事はLSDがきちんと効いていればまず起こりません。

逆の事を言えばLSDってそれだけ重要なパーツです。

よくABSを外してツインマスターなどにしている車は、リヤロックしているのを見かけます。

これってLSDの効きが弱いからリヤロックしているのです。

この場合リヤの片輪だけロックするのでエンジンは止まりません。

こういう場合はLSDの効きを強くして対処する事が可能です。

LSDってみんなコーナーを立ち上がる事だけの目的だと持っていますが最も重要なのはブレーキング時の効き方です。

これを考えればポルシェの964RSなどが減速側を100%設定にしているのが理解出来ますよね。

ブレーキロックに悩んでいる人はLSDの設定を見直してみれば車はかなりよい方向に行きますよ。

案外ほったらかしの人多いですが速い人みんなLSDのセッティングをきちんとやってます。

車のセッティングの話しでLSDがどうのこうの、、、などと話をする人はこの人車の事解ってるよなーって思いますね。

964ターボ エンジン組み

964ターボのエンジン組みです。

定番のARPのコンロッドボルトです。

パワーを出すには1番重要な部分です。

ここが折れたらどうにもならない。

最重要部品の一つですね。

こちらのターボは、少しサスペンションのバネ変更。

オーナーさんの意向により少し街乗り仕様に改造中です。

昨日は、jzx90 のオイル類を全て交換して

本庄サーキットへ。

久々のドリフトです。

フロント使い古しのARー1

リアは

トライアングルです。

安いけどブロック飛びがなくライフが長いです。

11日は、お客さんと富士に行きます。

久しぶりに964ターボを走らせるつもりです。

富士のライセンス走行ですのでライセンスお持ちの方はピット借りますので一緒に走りましょう。

ライセンスない方も当日で取得して昼から走ることも可能ですので参加してみてください。

ドライビングサポートするつもりですので

現状の車のセッティングが良いのか?悪いのか?

確かめるには良い機会かと思います。

それでは、、、、

964 ターボ 腰下

964ターボの腰下。

いつもの様に オイルポンプの分解から

3.6Lになってからのオイルポンプより

3.3lターボまでのオイルポンプの方が好きですね。

3.6Lエンジンは、オイルポンプがマグケースです。

だから軽量ではありますが剛性的にはイマイチですね

その証拠に水冷エンジンでは先祖返りしていたりします。

腰下の組み付け準備を

ポルシェの腰下の組み付けはいつも言うように時間勝負。

シール塗って合体してからOリング入れて工具探して、、、、なんてやっていたら素人です。

あっという間にシールが乾いてしまいます。

全ての工具 オイルシール ボルト ナットに至るまで揃えてから組まないとダメです。

人間のオペに似ています。

下準備命です。

車両側のオイルラインもパーツが来たので修理。

いつから漏れていたのか?

わからないぐらいドロドロです。

こちらはクレスタのクランクプーリー

工場内を動かしているといきなり重ステになり

メーターの警告灯が点灯。

ベルト切れかと思いましたが

まさかのクランクプーリー破損。

1JZエンジンはクランクプーリーがダンパータイプです。

それがちぎれました。

とりあえず予備があったので交換。

これがもし富士のストレートエンドで起きていたと思うと怖いですね。

あそこでいきなり重ステになったら間違いなく事故りますね。

日々の点検が重要なのを再確認しました。