915MT OH

ポルシェ930の915MT  OHです。

ポルシェ911には、大きく分けると2種類のMTがあります。
ナローから930カレラ  86年までの915MT。
そして、930ターボ  88年までの4速ターボのMT。
これらが、ポルシェシンクロと言われるMT。
そして、それ以降の911は、G50系のボルグワーナーのMTです。
ポルシェシンクロは、乗ったことがある人は解ると思いますが、MTのどこに入っているのか?
解らない感覚の独特のMTです。
それに比べて、G50系のMTは国産車と同じMTです。
ポルシェシンクロがきちんと乗れてこそ本当のポルシェ乗りだと私は思います。
逆に、ポルシェシンクロの車を乗りこなせればどんなMTでも大丈夫だと思います。
これからは
ますます、少なくなるのでしょうね。
本物のポルシェ乗りが、、、、

ポルシェ930 4速ターボ

ポルシェ930ターボ
4速ターボです。
RWBボディーのこのターボ。
下が、964ターボのナローボディー
どれだけワイドか?
わかりますよね。
今回は、Kジェトロが壊れた為。
LINK フルコン仕様にします。
後は、ついでにカム交換とタービンを964ターボの物をハイフロー加工して使います。
930ターボは、カムシャフトとタービンがノーマルは、ダメなのでこの辺りを見直してあげるだけでもかなり速くなります。
パワーが上がれば当然クラッチも持たなくなるので今回は、ツインプレートクラッチを着ける為のBGスリーブをワンオフで作成します。
これが、完成すれば4速ターボにも
OS技研やATSのツインプレートクラッチが付けられる様になりますので4速ターボの方はもう少しお待ちください。
タービン周りの遮熱板は、ターボの熱により腐っています。
この辺りも新品交換ですねー。

964ターボ ポート加工




ポルシェ964ターボのポート加工をやっています。
これが終わらないと加工に出せません。
964ターボのノーマルポートは、3Lカレラと同じです。
だからポート加工も広げる面積が多くて大変です。
これだけで、丸3日間ぐらいかかります。
さすがに疲れる作業ですが、1番手を抜けないところでもあります。