964ターボ ポート加工




ポルシェ964ターボのポート加工をやっています。
これが終わらないと加工に出せません。
964ターボのノーマルポートは、3Lカレラと同じです。
だからポート加工も広げる面積が多くて大変です。
これだけで、丸3日間ぐらいかかります。
さすがに疲れる作業ですが、1番手を抜けないところでもあります。

964ターボ ヘッドボルト折れ




フルコン作業を進めていた964ターボ。
エンジン始動させると
エンジンから異音が、、、、
排気が漏れる音、、、、
まさかの
ヘッドボルト折れ。
しかも、1本2本じゃなさそうです。
不動車の中古車って怖いです。
でも、この車の場合 確信犯的な感じがします。
とりあえず、エンジンを分解。
シリンダーの隙間から排気が吹き抜けた跡が、
予想通り、G/Kが吹き抜ける寸前です。
折れていたヘッドボルトは、合計7本。
でも、ポルシェは、この状態でもコンプレッションチェックだと普通に数値が出ます。
エンジンが爆発した圧力とセルモーターで回して点検するだけの圧力だと違いがあるからです。
この状態の車を数年前は、普通に動いていたと言って販売するのは如何なものか?
中古車って怖いですね。

89ターボ 用 OS技研ツインプレートクラッチ完成

随分、以前からポルシェ930ターボ

通称89ターボの

OS技研のツインプレートクラッチ
が欲しいと思っていました。
やっと完成しました。
89ターボ用  試作OS技研ツインプレートクラッチ
そして、ツインプレートクラッチなのに半クラがあるストーリートマスターです。
ウチのお客さんで他社のツインプレートクラッチを付けている方がクラッチがシビアすぎて運転出来ない。
特に坂道発進などは考えただけでも嫌。
でも、パワーがあるのでノーマルクラッチでは無理。
という方の要望で今回OS技研のストーリートマスターを特注しました。
このクラッチの乗りやすさは、964ターボで実証済みです。
このクラッチは、将来的にOS技研さんのカタログモデルになるようテスト予定です。
ノーマルモデルの89ターボ。
964カレラ4   89モデル。
930カレラ  の87年以降のG50MT搭載車をフルコンで動かす場合などに使えます。
あとは、930ターボの4速ターボにも取り付け出来るように加工して行く予定です。
相変わらず、工場の中はターボモデルばかりです。
964ターボ   3台
89ターボ   1台
4速ターボ  1台
ありがたい事です。