★首都高25時、、霞ジャンプ、、
このタイトルが解る人は、相当な首都高ランナーであったと思います。
霞ジャンプ、、、、、
そう、、、、、
昔から首都高を走る人間には、伝説となるスポットです。
外回りの飯倉の2号合流から全開で3号合流の谷町JCへと全開で通過する頃、
車のメーターは、180Kmを遥かに上回りその先の霞ヶ関のトンネルにさしかかります。
今のレベルのTOPの車だとオールクリアという条件さえ整えば300Kmという数字すら見えてくる首都高屈指の高速区間です。
霞ジャンプとは、、、
霞ヶ関のトンネルに入る手前の、ジャンピングスポットです。
最高速からブレーキングして、ジャンプしながら霞のトンネルの中に飛び込んでいく、、、
首都高を本気で走ったことのある人間なら誰もが知っている1番の勝負ポイントでもあります。
この場所は、サーキットでは決して体験できない、チューニングカーには、もっとも過酷な場所だと思います。
200Km以上の速度で車が一瞬ジャンプする、、、、
ここで本当のサスペンションの性能が解ってしまいます。
やわなサスペンションでは、すぐに底付きして、また硬すぎれば他の区間でハネすぎて使えなくなります。
昔、首都高は、FC(RX-7)が1番速かった!
その頃の、国産車は、トヨタは7Mのソアラ、スープラ 日産は、 RBの R31スカイライン
VGのZ31 ぐらいしかなかった!
軽量コンパクトのロータリーエンジンは、首都高を始め、どのフィールドでも1番速かった!
また、首都高で速いドライバーは、みんなFCに乗っていました。
でも、ある日を境に、首都高は変わりました。
そう、、、、R32 GT-Rの登場です。
もう、、GT-Rでないと話にならない、、、、それぐらい強烈なインパクトのある車でした。
首都高を凌駕したのは、そのパワーではなく、GT-Rに採用された新しいサスペンションだったと私は、思います。
今までのストラットではなくマルチリンクのサスペンション、、、
段差のある路面をしなやかに越えていける足回りの性能こそ首都高を速く走るためには1番必要な武器です。
GT-Rの登場以後、国産車の中には、1つの線引きが出来ました。
GT-R登場以前の車と、、以後の車、、、、、
以前の車は、 FC3S R31スカイライン 70スープラ Z31、、、、
以後の車は、 80スープラ NSX FD3S ランサー インプレッサ 、、、、
もし、以前の車をチューニングして、以後の車と戦うためには、相当な改造とお金が必要になる、、、
これは、今のREVアタックなどのサーキットアタックを見ても理解できると思います。
特に、首都高のような路面の継ぎはぎが多く、ギャップも多いピーキーな場所だと、この差は埋まらない。
もし、GT-Rに乗っていて後ろから追い上げてくるR31スカイラインがいればそのドライバーこそが、真の首都高ランナーであるともいえます。
もちろん、これは、上手いドライバー同士が乗っての話ですが、、、、
車好きには、サーキットよりもストリートのほうが、好きだという人が多くいます。
私もその中の一人でした。
今は、もちろん走っていませんが、その昔は、ナンバー無しの車をローダーに積んで峠に走りにいったりしていました。
もし世の中にルールというものがなければ1番楽しい遊びのひとつかもしれません。
分別のある大人でも未だにこのような遊びをしている人は、たくさんいます。
もちろん、他人に迷惑にならない時間帯にこっそりと走っているひとは、たくさんいます。
本当は、チューニングカーというのは、こういうひとの為にあるのかな! と思うことがあります。
また、私もチューニングカーを所有することがあれば夜中にこっそりと走りに行くのだろなーと思います。
公道という場所には、なんともいえない魅力があふれています。
すべてを引き換えにできるような魅力が、、、、
たまに むかしを 楽しむように
はしってますよ
お初です。
>300Kmという数字すら見えてくる
最初、ゲームの事かと思いましたけど、
リアルの話ですよね?
私には、理解出来ない世界だ…