964カレラ2エンジン&964ターボ

964カレラ2エンジン完成。

とりあえず、ノーマルカムでバルタイとって完成。
エンジン単品作成なので補機類は付かないです。
このまま業者さんで渡せは終了。
こちらは、964ターボのタペット調整。
ヘッドボルトは、大丈夫か?
とりあえず、点検調整中。

964ターボ ヒートエクスチャンジャー

964ターボのタコ足を
ヒーター付きに改造作製。
ヒーター付きのタコ足は、
通常ヒーターBOXが溶接タイプのものが多いです。
溶接タイプの場合、タコ足が、中で割れた場合、修理が不可能です。
しかも、割れた場合ヒーターを付けると室内が排ガスの匂いで臭くてたまりません。
今回は、分割タイプをワンオフ作製。
これで、もしもの場合の修理が可能です。
ヒーターの効きも、ノーマルと変わらないぐらい効きます。

ポルシェ964の油温

空冷ポルシェの油温計は
温度表示がないので
どのメモリで何度なのか?
わかりません。
そこで、defiのメーターが付いている車でチェック。
100度までの設定は、こんな感じです。
1番下が、50度
その上が  65度
その上が92.5度
100度は、真ん中より少し下の位置です。
写真より少し上の位置。
今の時期
空冷ポルシェのアイドリングで油温を100度にするにはほぼ1時間ぐらいかかります。
車のオイルは、100度以上の状態にする事って実は凄く重要です。
特に、あまり乗らない車の場合は、
油温が100度以上にならない状態が続いてしまいます。
この状態が、何ヶ月も続けばエンジンオイルの中にブローバイガスに混じってガソリンの成分が溜まってしまいます。
これが、エンジンオイルには最も良くない状態です。
ガソリンが混ざったブローバイは、エンジンオイルを腐らせG/K類にも悪影響です。
酷い車は、オイル交換でドレンボルトを抜くと水がかなり出てきます。
これが、ポルシェでよくあるオイル漏れの原因になります。
これの1番の対処方法が、車を走らせるなら油温は、100度以上にしてあげること。
油温が、100度を越えればエンジンオイルに混ざった水分が蒸発して無くなりま
す。
こうする事で、エンジンオイルは、良い状態を保てます。
でも、実際は、エンジンオイルが11Lも入るポルシェで油温を100度以上にする事は、街乗りではほぼ不可能。
高速道路だとオイルクーラーに風が当たり余計に下がります。
と考えるとサーキット走行以外に方法は、ありません。
だから、定期的にサーキット走行をするポルシェって調子が良いのだと思います。
本場ドイツはアウトバーンがあり。
ニュルブルクリンク
は、チケットを買えば誰でも走れる環境です。
日本にもこういう環境があれば良いのですがさすがに無理なので富士スピードウェイが良いですよ。
富士のライセンスのツーリングクラスなら気持ち良く自分の車を安全に全開に出来ます。
環境も良いのでお勧めですよ。