フライバイワイヤーとは!

フライバイワイヤーと言う言葉を最近耳にすることが多くなりました。

ドライブ・バイ・ワイヤー とも呼びますが要するに電子制御スロットルです。

もともとは航空機用に用いられF1を経て市販車に、、、、、

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私が乗るE320にも初期段階のフライバイワイヤーが装着されています。

この頃のベンツはまだ完全な電子制御に自信がなくワイヤーの補助として用いられています。

初めてフライバイワイヤーの車に乗るとすごく違和感を感じたものです。

アクセルをたいして踏んでいないのに感覚的には踏んでいるような走りをする、、、

搭載当時のベンツSクラスなどはディラーに苦情が殺到したとか、、、

今はかなり制御もよくなりあまり違和感がなくなりましたが私はワイヤー式のほうがいまだに好きです。

フライバイワイヤーにすると何がいいのか?

まず、エミッションや燃費、ファーストアイドルやリミッター制御などその可能性は無限です。

F1などは、ドライバーのへたなアクセルコントロールがいらないぐらいに細かく制御しています。

リミッターカットも従来の点火カットや燃料カットではなくドライバーに解らないぐらい自然にスロットルを閉めていきます。

現在の車は電子制御化が進みいざ改造するとなるとそれが大きな弊害になります。

すべてがCAN通信でコントロールされる最近の車は後付けのタコメーターすら付けられない車もあります。

CAN通信とは(ケーブルエリヤネットワーク)の略で1本の配線により今まで以上にたくさんの情報のやり取りをします。

CAN通信の車にあとからターボをつけたり大幅な改造をするのは非常に困難になってきました。

MOTECのM800はフライバイワイヤー対応でV12の燃料制御も可能ですが、最近のベンツがエンジン側ではなくAT側でスピードリミッターを制御します。

これにはさすがに対応できなく困ったことがあります。

メーカーの技術が進みアフターマーケットの商品がそれに追いつかなくなってきました。

昔の日産のコンピューターのように誰もが簡単にチューニングできた時代が懐かしくもあります。

車はメーカーではなくユーザーが育てて行くものだと思いますのでもう少しユーザー側に立った目で車を作って欲しいと思う今日この頃です。

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