ポルシェ930 4速ターボ 4

ポルシェ930  4速ターボ。
やっと、ツインプレート用の
スリーブが完成。
ワンオフなので色々時間がかかっています。
着けて確認しては無駄な部分を削っての繰り返しです。
なんとか、装着可能なレベルまできました。
この車は、ノーマルのディスビのセンサーを使うのではなくFWにセンサーを着けて使います。
理由は、ノーマルのディスビだとエンジン1サイクルで12山。
でもクランクから取れば964以降の車と同じ60山の欠歯2 の信号が取れます。
この方がフルコンの場合、
きめ細かな制御とゆくゆくの
同時点火まで可能となります。
こちらも、ツインプレートクラッチにすることの利点です。
エンジン搭載前に
フルコンにするのでいらないパーツを撤去。
燃料ホースはかなりの劣化が見られます。
切って中を確認すると中にまでひび割れが進んでいます。
930ターボは、30年選手がほとんどなので注意が必要です。

ポルシェ930 4速ターボ 3




930ターボ。
クランクのフロントオイルシールも
オイル漏れしていたので交換。
空冷ファン。
こちらも、インタークーラーを止めるステー部分が割れているので中古品と交換です。
クランクケースのボルト穴もネジがダメになっているのでヘリサート加工です。
タービンオイル回収タンク
新規作成です。
LINKフルコン作業の準備。
インジェクターは、サードの12ホールを使います。
あとは、配線作業です。

ポルシェ930 4速ターボ 2




930ターボ   
Kジェトロがとうとう壊れてアイドリング不調でフルコン作業の為入庫。
サーキット車両の為の
今回は、同時にカム交換  タービンを964ターボ用をハイフロー加工
フルコンは、LINKのstormを使います。
空冷ファンのBKが捥げていたり色々問題ありです。
カムは、CTR  
タービンは、964ターボハイフローです。
右がノーマル930タービンですが
見た目は、あまり変わりませんが性能は
全く違います。
LINKフルコン  + 964ハイフロータービン
+  CTRカムです。
ノーマルベースだと最強の組み合わせですね。