新人メカニック

どの業界も時期的に新人の人材が本格的に働き始める時期だと思います。

チューニング業界も新入社員を多く見かけます。

そこで、使える人材と使えない人材は、だいたい3日ほど仕事を見ればほぼ分かります。

最近の若い人は、コミニュケーションをしっかり取れない人が本当に多い。

それはどうしてなんでしょう?

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初めてのことばかりで整備に関しては、時間がかかったりうまく出来ないのは当たり前のことですが、それ以外の一般的なことも出来ない人が本当に多いです。

朝の挨拶、、、、トイレ掃除、、、工場の掃除、、、先輩に対する礼儀、、、

これらはすべて普通のアルバイトの経験があれば出来て当然のことだと思います。

この業界は、はっきり行って特殊な仕事です。

ある意味車のスペシャリストが集まる仕事です。

職人は、みんな個性が強いです。

そんな中に飛び込んできて、一人前になるにはそれなりの覚悟が必要です。

仕事はきつい、、給料は安い、、体は汚くなるの まさに3Kの仕事です。

はじめから誰もエンジンをいじれるわけがない世界です。

細かな雑用、、、洗車、、かたずけ、、一般整備、、、を経て初めてエンジンチューンまでたどり着きます。

簡単にチューナーになれると思ってやってくる若者がなんと多いことか?

チューニング業界が求める人材はまず、一般整備がきちんとできるのが最前提です。

自動車学校を卒業しディーラーで何年か仕事をして、ある程度の作業や経験を経て、もう少し変わった整備もしてみたいというレベルの人間がスタートラインだと思います。

それを何の経験もないところから飛び込むには相当の努力が必要です。

実際、私は、自動車学校なんて出ていません。もちろんディラーでなんて働いたこともありません。

はじめからこのチューニング業界に飛び込みました。

では、どうして続けられたのか?

それは、車が本当に好きだったからです。

もっと詳しく言うと、走るのが本当に好きだった。

自分でレースを始めて、お金がないから自分で車を整備するようになった。

チューニング業界で本当に必要なものは、能書きや肩書きではなく車を本当に速くしたいという情熱だと思います。

素晴らしいチューナーは同時に素晴らしい乗り手であると思います。

自分で経験しなければ速い車は作れない、、、

その証拠に有名チューナーのほとんどはレース経験者です。

もし、この業界に飛び込もうと思う人がいるならば頭に入れて置いてほしいことがあります。

最高のチューナーとは、車を愛して、車に愛される人間であるということを、、、、、

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“新人メカニック” への2件の返信

  1. 凄くわかりますねっ。
    自分はまだまだ20代の若造なので
    たくさん分からない事もあり、先輩様達には頭が上がりません。
    よく怒られたなぁ・・・・。「お前にエンジンの事なんて何も教えてやんねー」とか言われて・・・(笑)
    今になって やっと当時の職人のエンジン屋の気持ちが分かるようになりました。
    僕もモータースポーツ経験者ですが、今現在ドライバーをしていたら 車にとんでもないインチキしそうなので 実は辞めていて安心だったりします。(笑)

  2. masa さんへ
    コメントありがとうございます。
    時代の流れなのでしょうか?
    若くて威勢のいいメカニックが少なくなったような気がします。
    サーキットに行っても元気に走っているのはオヤジだらけです。
    お互いがんばりましょう。

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