930T LINKフルコン 3

930TのLINKフルコン

ダイレクトコイルで独立点火

インジェクターは、サードの12ホール 

インマニホルダー

スロットルボディは、964ターボ用を使用。

続いてECUハーネス作成。

時間が掛かる作業です。

ブーストソレノイドとMAPセンサー

エンジン側はほぼ完成です。

続いて車両側ハーネス。

こちらも1本1本手作りです。

本体側も完成。

使用する部分だけを耐熱配線で作成すればこんなにコンパクトに出来ます。

930T LINKフルコン 2

930TのLINKフルコン

まずは、クラッチ点検。

OS技研のツインプレートクラッチです。

60山 欠歯2の  切り欠き付きなので

LINKフルコンでトリガー1で使用します。

古い930Tのエンジンの場合、トリガー取り付け穴がないので

こちらは新規で穴あけして取り付け。

同じように MT側にもセンサーの逃げがないので穴あけ加工。

MT加工完了。

続いてトリガー2 用のカムセンサー取り付け。

930の場合、964Tと違いPSがないのでPSプーリーに取り付け不可。

オイルポンプをトリガーセンサー付きの物に交換です。

シーケンシャル噴射  独立点火にする為にはシリンダーの頭出し信号が必要。

720度に1回のカムシャフトから取る必要があります。

シンクセンサー付きのオイルポンプ。

マーカーの位置が 1番シリンダー上死点  

センサーが通過するのが写真の位置。

720➗ 8 =90度

圧縮上死点から アフター90度です。

因みにカムシャフトはインタミギヤを返しているので半時計周りね。

これをLINKフルコンの設定に読み込ませます。

この辺りを最初に解っているとエンジン始動時に掛からない掛からないと慌てなくて済みます。

これでトリガーの準備はOKです。

こんな感じでフルコンの設定をしていきます。

987ボクスター

987ボクスター車検

オーナーさん  全く乗らない人で走行距離

この車、、欲しいですね、、、、

今回は、経年劣化部分を含めて整備。

減ってませんがタイヤ交換。

10年以上前のタイヤだともうゴムじゃなくなってますね。

テスターでエラーが出ていた点火プラグとコイルを交換。

エアクリーナもね。

その他、足回りのブッシュやエンジンマウント、、クラッチなど

オーナーさんが気にされてましたが、、、

この走行距離だと全然平気でした。

悪くない部分は、流石に交換出来ない、、、、

エンジンベルトも全く問題無し、、

バッテリーは交換します。

やはり車の程度は、走行距離がかなり影響します。