930ターボ  エンジン分解

930ターボエンジン

930 ターボエンジン

見る限り細かなオイル漏れ修理などはされていますがエンジンOHの形跡無しです。

全てのホース類は、パキパキ状態です。

ディスビは、 ホースの取り付け口が折れています。

これだと点火時期コントロールが出来ないですね。

ディスビはもう廃盤で手に入らないので中古を探します。

予想通り ヘッドボルトが3本折れていました。

35年以上 エンジンメンテされてなかった車なので当たり前ですね。

ピストンシリンダーも1気筒は基準値を超えるので交換です。

オーナーさんと今後のメニューを決めます。

964ワイドボディ エンジン始動、、、

964ワイドボディ  

スロットルから インタークーラ配管の作成。

かなりタイトな部分ですので細かな曲がりが必要です。

抜け止めを作成。

スロットル側完成。

続いて  タービンからエアクリーナ側。

こちらもタコ足の間を縫ってなのでかなりタイトです。

ブローバイホースなどの取り付けも作成。

とりあえず完成したのでインタークーラーレスでエンジン始動。

無事、、電子スロットルターボ  エンジン始動です。

でも、、トラブルもいろいろと発生。

まずは、PSポンプ、、、

オイル漏れ発覚です。   

こちらは、中古品に交換。

続いて、、、タービン、、、、

オイル漏れが、、、、、

単品で点検したときには、問題なく感じたのですが、回してみると、、、不具合が

オーナーさんに確認すると、、以前から、、エンジン掛け初めで煙が、、、と言うこと、、、

そういうことは、、、先に、、言いましょう、、、、、

余計な手間が増えますから、、、、

この車両は、エンジンが掛からない状態で入庫したので元々の状態が確認できない状態でした。

タービンを見てみるとIN側の羽を擦ったあとが、、、

と言うことで、、、このタービンは、終了です。

OHをしてもたぶん全損判定となるので新品に交換です。

新品タービンが来るまで作業待ちです。

ポルシェ964カレ2  エアコン修理。

ポルシェ964カレラ 2

さすがにこの暑さでは乗れないのでエアコン修理。

普段使いでポルシェを乗られているお客さんですが流石にこの暑さではエアコンがないと無理です。

もう何年も動いていないエアコンの修理です。

交換部品は、ダメが発覚した 

エバポレーター  エキパン  リキッドタンク  圧力SW  などなど

964のエアコン修理は、 エバポレーター交換となると燃料タンク脱着となりますので

それなりの費用と時間がかかります。

エバポレーター

30年分の 汚れが詰まった エバポレーター

これでまた何十年と頑張ってもらいましょう。

964系のエアコンはきちんと直せば普通に冷えます。

930系は、治しても、、無理ですね。

試運転とLINKフルコンのエアコン用のセットアップ

これでこの夏も乗り切れますね。

目指せ20万キロです。