★話題のスプリング HYPERCO(ハイパコ)
今、話題のスプリングといえば、ハイパコだと思います。
F1やGT、フォーミュラー日本など、数々のレースシーンで活躍するハイスペックなバネです。
注文していたものが先日、届きました。
第一印象は、バネの質や触った感じがアイバッハそっくりですね!
特殊な素材を用いて冷間巻きで作られたバネは、工場などの床に転がすだけで、他のバネとは跳ね返りの音が違います。
あきらかに乾いた音がします。
物の素材の硬さを確かめるときに、そのものの音を聞くというのが大切です。
たとえばアルミの素材には、51、61 71、17などの硬さをあらわす表示があります。
51素材のアルミと17素材のアルミを棒などでたたくと明らかに音が違います。
これは、チューニングを行なう上では大切なことなので覚えておいて損はないです。
作り物が得意なチューナーのほとんどは、音でそのものの素材を判断します。
ハイパコのバネは、その音からすると相当いい材質を使っているような印象を受けます。
まだ、実際に車に装着して走るまでのインプレッションは出来ていないのですが、
使ったことのあるショップに聞くと、初期の反応がとてもいいらしいです。
通常バネは、その立ち上がりと線間密着のときのバネレートは安定しません。
それを最小限に抑えたのがハイパコです。
無期限のヘタリ保障を製品に付けるあたりは相当の自信があるのだと思います。
私も昔、86に乗っている頃は、好んで冷間製法のバネを使っていました。
ベステックスやアイバッハを使っていたのは、やはり安定した性能が期待できるからでした。
足回りにおいて1番重要なのは、スプリングの性能であってショックはその補助でしかありません。
セッテイングが解かる人間ほどバネにこだわるものです。
ハイパコのようなパーツがどんどん販売されるのは、今後のチューニング業界にとってはいいことだと思います。
詳しくは、メーカーページを参考にしてください。