昨日の記事で車を乗り換えると書きましたが早速乗ってみました。
OHCの2バルブエンジンとDOHCの4バルブエンジン、、、
しかも、同じW124のメルセデスです。
その違いはいかに、、、
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4バルブと2バルブの違いはバルブが単に2個あるか4個あるかの違いだけではありません。
4バルブにすることにより単純にバルブ面積が2バルブの倍にできる。
2バルブでいくらビッグバルブにしようがポート拡大などをしてもバルブ面積が倍になることはありえない。
2バルブはもともとバルブ径を追及すればプラグをど真ん中に持ってこれなくなる。
下の写真を見てください。
300TEのM103エンジンと E320のM104エンジンです。
ツインカムエンジンが優れている理由としてカムを2本持つことでバルブの挟み角を自由に設定できます。
これはエンジンに多大な影響を与えます。
また、IN,EXを別々に制御できる事はより自由にバルタイを制御できます。
自動車メーカーがよりコストのかかるツインカムエンジンをあえて使うようになったのもこのような理由からです。
コスト以上に得られるものが多大にあるからです。
実際のインプレッションですが、300TEにずーっと乗り続けてきた私には悔しいけどやっぱりツインカム4バルブは偉大です。
低速トルク、中間加速、高回転のパーワー感、どれをとっても素晴らしい、、、
300TEでこれに対抗するにはやはりターボ化によるチューニング以外なかったと思います。
空気が入りづらい2バルブにターボにより無理やり空気を押し込んでやる、、、
同じドイツ車のポルシェが空冷時代用いて来た方法です。
300TEとE320、、は排気量の違いは200CCです。
馬力の違いは 185PS 対 225PSです。
まさにツインカムエンジンは偉大です。
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はじめまして 楽しく拝見しています。
w124の103(単カム)と104(ツインカム)に限って言えば、馬力/トルクとフィーリングの差は、
エンジンマネージメント(KEかLHか)と
104の可変バルタイ,圧縮比の差であると考えています。10年以上も前のエンジンで可変バルタイいれたのはベンツの偉さですね。
私が、動かした感じですと、排気量が同じで(たとえば、ディーゼルクランク流用の3.6でのリビルト比較ですが)、エンジンマネージメントがほぼ同じで、機械式の4速ATなら、ツインカムの優位性はそんなには乗って感じられないように思います。
NIIBE さん
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり確かに違いは通常感じられないかもしれません。
私も自分の完全に整備された300TEは、乗っていて特に不満はありませんでしたから、、、
私は、モトロニックより機械的なKEジェトロのほうか好みです。
ただ、いつも通る通勤路、、、同じ条件下で比較した場合その違いは感じられました。
今はもう慣れてしまいましたが、、、、
「人間は悪くなったことには敏感ですが、よくなったことには鈍感な生き物です。」