964 カレラ2 LINK OBD2 続き

964カレラ2   LINK   stormフルコンで
OBD2  カプラーの作製です。
汎用カプラーを使い
こんな感じに取り付けです。
早速、使わなくなった
iphone 5プラスでテスト。
これな感じで負圧  油温   吸気温などが
見れます。
こちらは、86メーター風。
こちらは、レースパック風です。
レースパック風は温度表示が華氏なので却下です。
こんな風に遊べてなかなか面白いです。
最後は、本物のOBD2診断機
オーテルマキシスでも見れるのか?
チェック。
当然ですが、見れます。
動画
こんな感じで動きます。
ただ、OBD2からwifi経由でIPhone へ
経由されるのでレスポンスは良くないのでタコメーターなどには不向きです。
あくまで、油温  水温  吸気温などの動きが少ないセンサーを見るには良いかもです。
最近のフルコンは、昔の物とは違い色々進化しています。
フルコンも第2世代へ突入といった感じです。
旧車オーナーには、喜ばしい事ですね。

964 カレラ2 ②




LINK  のオイルセンサーのキャリブレーション。
ボッシュ製ですのでスタンダード設定ですが、
高温では、若干のずれがあるのですが
極端なずれはありませんでした。
と言うことは、
本当に油温が150度になった???
と言う事です。
その原因は、こいつでした。
オイルクーラーのサーモスタット
試しに車をアイドリングさせると
油温がどんどん上がります。
通常は、LINK  で油温90度で電動ファンを回す設定にしていますが電動ファンは回るのですが、肝心のオイルは回ってこない。
サーモスタットは固着していて
本体を外さないと分解不能でした。
試しに、バーナーで炙って見ましたが
反応無し。
新品に交換です。
データロガーだとサーキットの1本目は大丈夫で2本目で動かなくなった感じです。
怖いですね~~
これ筑波1000じゃなくて富士だったら
完全にエンジンブローです。
フルコンの回転リミッターが働いたからドライバーが走行を辞めた。
もし、リミッターがないノーマルECUだったらアウトです。
今回の件で、思いました。
ECUのエンジン保護設定は、少しきつめに設定した方が良いと。
今回みたいなまさかの事態は、
サーキットだとドライバーは、気付けません。
レースだと尚更です。
エンジンを壊すより
車を走れなくすることの方が重要です。
それが、今のフルコンには、出来ますからね。

964カレラ LINK OBD2




ほぼ、1年前にエンジンOHした  Oさん964カレラ。
今回は、アライメント   LINK  のセンサー校正などで入庫です。
先日、TC1000を走行中 レブリミッターが作動。
ロガーでチェックすると油温がなんと150度。
でも純正油温計は  130度ぐらいの位置だった様なのでLINK  側の油温センサーの校正のずれの可能性あり。
あと 下回りを点検していると
オイル配管が、、、、
潰れています。
クランクケースも傷が、、、、
オーナーさんに確認。
どうやら駐車場のタイヤ留めにひかかったらしい、、、、
こいつが原因で油圧低下してなければいいですが、、、、
とりあえず、オイル配管は、中古の取り置きがあったと思い探すと見つかりました。
こいつ新品で買うとめっちゃ高いのでとりあえずよかった。
捨てないで良かった。
あとは、ドライブシャフトブーツからグリス漏れ。
この車、以前からポルシェ用じゃないドライブシャフトブーツが付いていました。
こちらが、純正のブーツ。
今回は、残りの3箇所も純正ブーツ交換します。
あとは、コーナーウエイトをとってのアライメント。
コーナーウエイトは、厳密には、スタビのロッドが調整リンクでないと正確には取れませんが、簡易的な調整は非リンクでも出来ます。
結構狂っています。
ちなみにこれ  ポンド表示ですので
0.453を掛けて下さい。
車重  1158K  です。
あとは、今回LINK  でOBD2カプラーを作りI phone などで表示出来る様にします。
こんな感じに
これは、昔、ウチの964ターボで試験的に動かしたものです。
タコメーターなどの動きが早い部分ではなく油温やセンサー類を見るには十分使えます。
トラストなどのOBD2専用モニターを使えばもっといいかもしれません。
964などの古いポルシェでもLINK  フルコンを使えばCAN通信によりOBD2 機能が使えます。
時代は、変わったな~~~って思いますね。