★チャレンジレーシングの由来

9月22日は、ツインリンクもてぎで行なわれるアイドラーズスプリント第3戦(ポルシェDAY)に
参加の為、お休みします。

思えば去年の筑波のポルシェDAYがチャレンジ号のアイドラーズデビューでした。

あれからもう1年、、、

あっという間の1年でした。


アイドラーズを見に来た人なんかは、チャレンジレーシングの車がすごく多いのに驚くと思います。
特に930CUPなどは、多いときは10台以上参加しています。

参加名に CHALLENGE★○○ という参加名が多いと思います。

私もそうしています。

これは、私のお店チャレンジレーシングとは、直接関係がなく チェレンジレーシングクラブというのが
別にあります。

ただ、全然知らない仲ではないので店を始めるときに”チャレンジレーシング ” という名前が
響きがよくて使いたいと思い使わせていただいただけです。

今では、チーム員のほとんどを実際に知っていますし、、、車のメンテなどもしています。

このクラブのすごいところは、初心者でもまずレース、、、がもっとうなところです。

とりあえず初めてのサーキットだろうがポルシェでレースに参加させる。

はたから見れば無謀ですが、、、これ以上に車の運転が上手くなる方法は他にはありません。

実践こそすべて、、、、

これは、間違いないです。

実際にデビュー当時 筑波サーキットを1分30秒がやっとだった人がわずか半年で10秒を切るぐらいまで
成長しています。

なんと中身の濃い半年なんだと思います。

どんな車でも初めて筑波サーキットを走って10秒を切れる人は、ほとんどいません。

もし切れたらよほど才能のある人です。

でも、実際に走ったことがない人は、簡単に10秒が切れると思っています。

それは、今のアイドラーズの930CUPの TOPタイムが 1分4秒台、、、

930CUPだから  エンジンは、最高でも930の3.3Lターボ か 3.2Lの NAです。

だから、、実際に乗っている車がこれ以上の 964ターボだったり、、、3.6Lカレ2だったりすると
単純に自分の車のほうが速いと思ってしまいます。

でも、実際に走らせるとそれほど甘くないのがサーキットです。

要するにドライバーがへたくそなだけなんです。

誰でも最初は、ヘタクソなんです。

ただ、、その先どうするか?  だけです。

そのまま凹んでしまい2度とサーキットを走らない人、、、

悔しいから走る人、、、、

この2種類に分かれます。

だからなおさら思うのですが、上手くなりたいならレースです。

例えば強くなりたくて、、黙々と一人でカラテの練習をするよりも
大会に出て強い相手を探すほうが確実に強くなります。

実践に勝るものはありません。

私は、車の集まり事って実は嫌いです。

mixiや みんカラなどの 集まりやオフ会などは、正直まるで興味がありません。

よく一緒に行きませんか?  とお客さんに誘われますが、、、、

仕事柄、、プロがこういう素人の集まりに顔をだすのは、どうか?  と思うからです。

実際に私のことを大嫌いな人もいるでしょうし(笑)、、その場所でよそのSHOPの悪口を聞くのもどうか? と思うからです。

ツーリングに行ってお互い同じ車の話をして盛り上がる、、、、

すごくいいことだと思います。

それで、、いっぱい仲間が増えて、、、、

でも、、、

昔から、、、車乗りは、基本的に   一匹狼のほうがいい、、、

そう思っています。

ただ、サーキットの仲間だけは好きです。

それは、、、これから一緒に同じ場所をレースとして走る仲間、、、

あいつには、負けたくない、、、あいつには 勝ちたい、、、、と言う思い、、、

でも、、、レースが終わった後は自然とねぎらいの言葉が出ます。

それが何よりも好きだからです。

1番大嫌いなのは、、、自分はまるで走らないのに、、、能書きをたれる人。

上がるべき舞台に上がってから言えよ!

どの世界でもやったものでしか分からない世界があります。

誰もが傍観者で見たものを語るのは自由ですが、、自分が実際にやるのとは大違いと言うことです。

私は、漫画 バガボンドが  大好きですが、、、

小説  宮本武蔵 も 好きです。

小次郎の技の剣 対 武蔵の精神の剣

この小説の最後を飾る吉川英次さんの言葉が今でも忘れられません。

「波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚は歌い雑魚は躍る。けれど、誰が知ろう、百尺下の水の心を。 水のふかさを。」

この言葉は本当に奥が深いです。

何も知らない傍観者は、 武蔵と小次郎の戦いを面白おかしく語りたてます。
でも、本当のことを知っているのは、戦いあった2人だけ、、、

その舞台に立った人間のみが本当の心を、、本当の意味を知っているということです。

この言葉、、、いいですね。

心に染みます。

それでは、、また、、、、、