アイドラーズゲーム最終戦

昨日、アイドラーズの最終戦がツインリンクもてぎで行なわれました。

ドライバーのチャンピオン争いがかかるこのレース

退職した身、でもドライバーの方とみんなで作った車には、愛着があります。

手は、出せないまでも応援は、出来ると思いもてぎへ足を運びました。


今回の注目は、関西から来られた激速の964です。

岡山国際サーキットでSタイヤで30秒台を記録した車ですので、もてぎでスリックを履くとどれぐらい出るのか?

しかも、ドライブするのは、GT-300のドライバーです。

車の仕様は、カレ2ベースでターボチューンとほぼ同じと思える仕様ですが、
足回りやボディ補強などとことん手が入った車です。

予選が始まり、130Rで観戦していたのですが、中々エンジンの調子は、よさそうですが、どうも
足回りのセットUPが以前と違いフロントの動きが激しいように感じました。

アイドラーズは、練習走行=予選ということが多いので、ほとんど1発勝負です。

電光掲示板で順位を確認すると、2番手のタイム、、、、

1番手は、関西からの964で、なんと2分フラットのタイムが出ています。

予選終了後、PITに顔を出すとドライバーが足のセットUPが以前と変わり乗りづらくなったと
話していました。

メカニックに聞くとアライメントや車高をやり直したみたいですが、
結果的にすごく悪い方向になっていました。

でも、決勝を前にまた、大幅に変更するのは、危険なので、フロントの車高と減衰のみを少し変えて
タイヤの空気圧も替えるようにアドバイスしました。

予選で2秒ちぎられているので、かなり厳しいレースになると思いました。

決勝は、ローリングスタートで始まりました。

スタートは、良かったのですが、3,4コーナーで突っ込みすぎて7番手ぐらいまで順位を落としてしまいました。

そこから怒涛の追い上げで、また、2位まで順位を上げましたが、TOPの車は、すでに遥か遠くを走行していました。

8週目ぐらいで赤旗が出て、そのままレース終了となりました。

結果は、2位、、、、

しかし、年間ドライバーズポイントでは、逆転で1位に輝きました。

ドライバーのOさん本当に1年間ご苦労さまでした。

優勝こそ出来ませんでしたが、コンスタントにリヤイヤせずいい順位をキープしたことが
結果的に、年間チャンピオンなれたと思います。

今回のレースは、993、996GT-3、 また、997GT-3RSR  などを抑えて2台の964ターボが
1,2フィニッシュしました。

これが、チューニングカーレースの醍醐味だと思います。

本物のレースだと、こんなことは、まずありえません。

カップカーやRSRに勝つ空冷ポルシェが実際に存在するのがチューニングカーの面白いところです。

来年もいろいろな形でレースに参加していきたいと思います。

関西から速い車が来るということは、やはりすごく刺激になります。

逆にこちらからも関西に乗り込んで見たいと思う気持ちが沸いて来ました。

今年は、いろいろありましたが、来年は、新たな方向でレースには、参加したいと思います。