燃料ポンプ

今日の通勤中のことですが、突然車の調子がおかしいな?

と思いそのまま信号待ちで止まると、発進するが全然車が前に進まない

とうとうオートマが壊れたかなと思いました。


通勤とカート用のトランポでもあるスズキのエブリーですが、走行距離は15万キロです。

オートマは、いつ壊れてもおかしくない、、、

信号が青になりまた走り出すと、オートマの1速に入らないような走り方をします。

そして、次の信号で止まったときに突然エンジンストップしました。

しかも、バイパスの3車線ある位置の真ん中でです。

エンジンを再始動しても全然かからない、、、

これには、焦りました。

しょうがなく車のギアをニュートラルに入れて一人で押しました。

幸いカートは、積んでいなかったので楽々一人でも押すことができ近くの路肩に止めました。

エンジンが始動しないということは、オートマが原因と思っていたがエンジン本体の問題です。

症状からして1番怪しいのは、燃料ポンプ、、、、

15万キロ走っていればいつ止まってもおかしくありません。

車には、カート用の工具を積んでいるので早速点検しました。

まずプラグを1本外してみるとあれだけクランキングしたのにかぶっている様子がありません。

外したプラグをコードに着けて、クランキングするときちんと火は、飛びます。

今度は、フューエルデリバリーのボルトを1本かるく緩めると、本来なら燃圧がかかっている場所なので
勢いよく燃料が出てくるはずですが、ちゅろちょろと出てくるだけです。

これは、間違いなく燃料ポンプが動いていない。

念のためにポンプのヒューズも見ましたが切れていません。

しょうがなくJAFを呼び会社まで運びました。

四輪とカートのAライを所有しているので、必然的にJAFには、もう15年以上入っています。

会社に着き、ポンプの値段を調べると、、、なんと35000円もします。

軽って案外部品は、めちゃくちゃ高いので気をつけましょう。

もちろんこんな高いポンプは買いません。

チューニング屋には、使わなくなった純正ポンプがぞろぞろ転がっていますから、、、

仕事が終わった後で、燃料ポンプの交換作業をしました。

エブリーは、インタンクでしかもサービスホールが車両側にありません。

ちょうどAE86の燃料タンクと同じ作りです。

ポンプ交換=タンク降ろしとなります。

ちょうど昨日、ガソリンを満タンにしたばかりでした。

脱着作業は、結構大変です。

タンクを降ろし燃料ポンプを見るとかなり小さめの燃料ポンプが付いています。

ここまで小さいものはないので、いろいろ探していると少し大きいが、PS13シルビアのものが何とか付きそうなので、
シルビアのポンプを付けました。

これ、結構知らない人が多いのですが、軽自動車にシルビアなどにの容量の大きなポンプをつけても、
普通にエンジンは、かかります。

大きなポンプを付けると燃圧が高くなり燃料が濃くなり動かなくなると思っている人がいるのですが、

純正でプレッシャーレギュレターが付いているインジェクションの車であれば、
余分な分をすべてタンクにリターンしてくれますので全然平気です。

この逆は、無理です。

燃料が足らなくなりまともに走りません。

しかし、、、朝壊れた車が、その夜には、余ったパーツで修理され普通に走っている、、、

我ながら、車屋でよかったと思います。

今の、私のエブリーは、200馬力対応の燃料ポンプが付いています。

インジェクターさえ変えれば、シルビアのタービンも着けられますね(笑)

もちろんそんなことしませんが、、、

今日は、ほんといろいろあり疲れました。