今年の最後に、自分の車のバネ交換をしました。
普段なかなか暇がなく交換する機会がなかったのですが、今回休みを利用して交換しました。
使ったサスペンションはアイバッハです。
最近は、W124も国産のバネが多数、ヤフオクなどで出回っていますが、その信頼性においてはやはりアイバッハかな! と思いました。
ベンツのサスペンションは特殊な形状をしていますので特殊工具でないとサスペンション交換が出来ません。
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これを昔、無理やりはずそうとしたメカニックがいて顎の骨を折る重傷だったと聞いたことがあります。
ベンツのバネはすごく自由長が長いバネを圧縮した状態で車に装着します。
これはサスペンション自体にプリロードをかけているからです。
プリロードとは、レースカーなどのサスペンションでも用いられます。
車のショックは、縮み側よりも伸び側の減衰力が重要です。
世の中の調整式のサスペンションの減衰機能は、そのほとんどが伸び側のみを調整します。
レースでは、ゼロプリロードが基本なのですが、バネにもう少し粘りをもたせたい時や伸び側の補助としてバネにプリロードをかけます。
車高長のバネの場合は、どんどん閉めこんでいくわけです。
これだけでもバネの特性は相当変わります。
ベンツをはじめ欧州車は、待ち乗りだと少し固めのサスペンションですが高速に乗るとすごく安定した足に変わります。
すごくプリロードをかけたサスペンションを使っているからです。
今回のサスペンション交換で大体車高が40mmほど落ちました。
見た目もいい感じになりました。
E320のワゴンはリヤにリベライザーという油圧サスペンションを使っていますのでリヤは、ただバネを交換しても車高は落ちません。
リベライザーのロッドを調整してやらないと元の車高に戻ってしまうからです。
ロッドの調整は、バネを交換した後で、1Gのかかった状態(車を地面に接地させた状態)でリベラーザーのロッドを調整します。
これをやってやらないと前後の車高がそろわなくなります。
今回は、タイヤも冬準備のためスタッドレスに交換しました。
これで里帰り準備もOKです。
実は、今回たまたま気がついたことがあったのですが、前からATの変則ショックが大きく疑問に思っていたのですが、今回車を上げたときに、
プロペラシャフトのコンパニオンフランジを見てみたらなんと中の糸が出てくるほどボロボロになっていました。
点検しておいてよかったです。
これも一緒に交換しました。
もう千切れそうな勢いですので気付いてよかったです。
今年も、もう今日で終わりです。
1年間本当に早かったです。
このブログを見てくれている皆さん、今年もいろいろお世話になりました。
来年もよろしくお願いします。
来年は、ブログをMT(Movable Type)へと変更しようかと思っています。
そして、メルマガのほうもガンガン裏情報を書いていきますのでよろしくお願いします。
それでは、また、、、
よいお年を、、、、
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