エンジンのチューニングを考える場合、、、、大変に重要になるのは、ヘッドの加工です。
特にNAの場合はポート形状や、スキッシュエリアの加工は直接パワーに反映します。
とこれで、スキッシュエリアって何、、、、、
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百聞は一見にしかず、、、、です。
今、まさに削ろうとしているのがスキッシュエリアです。
ピストンが圧縮するときに、スキッシュエリアがあることで、圧縮された空気が、真ん中に集められます。
そうすることで、プラグに近いほうに燃料が集まるので、点火効率がよくなります。
NAエンジンの場合、このスキッシュエリアが大変重要になります。
これが、あるのとないのとでは大きな違いになります。
これは、2サイクル、、、エンジンでもとても重要な部分です。
カートのエンジンなんかは、この部分のでき次第でかなりの性能差が出ます。
じゃーなんでこの写真は削ろうとしているの?
そうです。 スキッシュを完全に削り落とそうとしています。
ここで分かった人は、相当なエンジンのエンスーですね!
そう、、、、、、
このエンジンは、ターボにするための加工をしています。
ちなみに、ベンツのV6です。
そう、、、E320に積まれる、V6 3.2Lエンジンです。
ターボの大敵なのは、、ノッキングです。
ノッキングは、スキッシュエイア付近でもっとも発生します。
ノーマルでもハイチューンな、ターボの場合はスキッシュエリアがないエンジンが多くあります。
パルサーGTI-RのSR20DETは、スキッシュがほとんどありません。
GT-RのRB26DETTもそうです。
ハイブーストで、使用するために作られたエンジンには、スキッシュは必要なくなります。
ある程度、中間域を捨ててでも高回転でパワーを追求するためには必要なことです。
また、もともとがNAのエンジンの場合、、、スキッシュを削ることで圧縮比も下げることができます。
今回の、ベンツのV6ターボのようなAT使用のエンジンの場合は、写真のようななだらかなスキッシュにします。
こうすることで、それほど中低速も悪くならずに、ノツキングも回避できます。
ターボチューンのベンツ、、、、
はっきりいって速いです。
あとはノックセンサーさえとりつければ完璧です!