つい先ほど レイテックでのGT-Rのセッティングから帰ってきました。
秘密の場所で全開走行してきました。
ひさびさに乗るGT-Rのチューンドカーは本当に速いです。
この車が今の日本のチューニングを作ったといっても過言ではありません。
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R32 GT-Rの登場は平成元年、、、、
忘れもしません、、、本当に衝撃的でした。
まじめにローン組んで買おうかと思いました。
GT-Rほどノーマルとチューンドで激変する車はそうないでしょう。
ノーマルはエンジンも重く、高回転以外使い物にならない印象を受けますがチュニングしてどんどんブーストを上げていけば、まるで別の車になります。
どんなに速いノーマルカーもいじくった車にはかなわない。
これは、私の先輩がいつも言っていた名言です。
GT-Rほどこの言葉が当てはまる車は他にはないでしょう。
セッティング車両は HKSの2530GTタービン と256のカムを組んだ車です。
インタークーラーやマフラーは一通りチューニング済みです。
この車にブースト1.5kを掛ける。
NAの車にすると6500ccの車の出来上がりです。
車重 1500K 以下の車両に6500ccのエンジンを積んだのと同じ計算になります。
速くないわけがない。
ベンツのE55ですら 5500CC しかも車重は2000K 近くあります。
しかも、GT-RのRB26DETTは8000rpmは回る高回転エンジン、、、、
チューニング業界ではバカチョンエンジンとして有名です。
なぜバカチョンなのか?
それは、市販されているパーツを組み合わせるだけで素人でも平気で700PSは出せるエンジンだからです。
もちろんプロが作るのと素人が作るのとでは全然違いますが、、
価格パワーレシオ、、、これは私が勝手に作ったのですが、ようするにチューニングにかかったお金をパワーで割った数字を見比べた場合、今のGT-Rは本当にとんでもない車です。
まず、中古車でそこそこの車が100万円も出せば売っています。
それをベースにチューニングに300万円かけてもトータル400万円です。
400万円で手に余るパワーの車を手に入れることが出来る。
同じことをポルシェでやろうとすると964の3.6ターボの車両を買うだけで800万ぐらいします。
しかも、ノーマルのままではチューンドGT-Rにかなわないでしょう。
そこからチューニングしていくと平気で1000万円は超えます。
ポルシェ以外にGT-Rと対等に戦える外車を探すとNAではディアブロぐらいでしょうか? フェラーリだとF40レベルでないと話にならないでしょう。
共に2000-3000万クラスの車です。
もちろん車の魅力はパワーだけではありませんが今回はあくまで、価格パワーレシオの話です。
世界的に見てもこれだけのパワーを500万円以下の価格で出せる車はGT-R以外見当たりません。
ベース車両を50万円以下で探し残りの450万円をチューニング費用にかければ世界TOPレベルのマシンと対等以上の勝負が出来る。
こういう楽しみ方もチューニングカーにはありかな?と思ってしまいます。
人それぞれ車の楽しみ方は違いますが今回はひとつの考え方をお話しました。
でも個人的に考えると今ならやっぱりポルシェかフェラーリがいいなー
GT-Rは、やはり小僧に見えてしまうのは私だけでしょうか?