日産のL型エンジンは、多くのチューナーを魅了したエンジンです。
昔のチューニングエンジンの代表格はやはりこの日産L型エンジンです。
ノーマルスペックでは話にならないぐらい遅いエンジンですが、チューニングすると激変します。
もともと2L 2.4L 2.8L のエンジンが3.1Lや3,2Lまでボアアップできます。
車のもっとも効果的なチューニングはボアアップをおいて他にはない!
これは、有名なチューナーの名言でもあります。
L型エンジンはいったい何がそんなにすぐれていたのか?
OHCの2バルブエンジンでしかもターンフロー(インテークとエキゾーストのバルブが同じ向き)な作りの古典的エンジンです。
今のエンジンと比べると一見古くささを感じます。
車のエンジンは最初の設計がいかに優れているかでその後の何十年もの間の性能にも関係します。
L型の素晴らしさはブロック強度にあると言われています。
それは、最初の設計でメルセデスのブロックを参考にしたから強靭なブロックが生まれた。
その頃のベンツのエンジンは質実剛健を絵に描いたようなエンジンです。
アルミブロックになったいまでもそれは受け継がれています。
エンジンを新たに設計するとなると何十億から何百億の予算が必要です。
だからメーカーも使えるものはそのまま使いたいはず、、、
GT-Rのブロックを始めてみたときL型のままなんだ、、と思いました。
もちろんリブ補強や剛性アップなど行なっていますが基本的なスタッドボルトの位置や距離などはL型エンジンのままです。
最初にL型が存在したからRB26が誕生した。
そう考えるとL型エンジンはやはり素晴らしい!
最初にL型が存在したから・・。 じーん、ちょっと感動しますね。
TADA さんへ
名機L型ブロックも34GT-Rで終焉を迎えました。
少し寂しい気がします。、、、、
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